「学校に行くのが辛い」や「教室に入るのが怖い」そう悩んでいるあなた。
学校のことを考えるだけで、憂うつになってしまい、いたたまれない毎日を過ごしていることでしょう。
学校に行くのが辛くなり、数日間、休んでしまい、教室に入るのが怖くなっている高校生もいます。
では、教室に入るのが怖いとき、高校に行きたくないときは、どうしたら良いのか?対処法について紹介しています。
教室に入るのが怖い高校へはどうしたら良い?
「学校に行けない自分は弱いのか?」と思う人もいます。
もしくは「もっと頑張らなくては、もっとできるはずなのに・・・」そう今の自分を責めて、罪悪感で押しつぶされそうになっていませんか?
しかし、教室に入るのが怖いと感じているのはあなただけではありません。
「学校 行きたくない」「教室 怖い」とネット検索してみてください。
高校生はもちろんのこと、小学生から大学生まで、実に多くの方が悩んでいるのがわかります。
学校に行きたくない理由は人によって違い、様々な要因が絡み合って複雑なものですよね。
ですが「自分と同じような悩みを抱えている人がこんなにもたくさんいる!」と知るだけで、なんだかホッとしませんか?
他人の悩みに「自分と一緒!」と共感や、「ここは自分とは違う!」と違いを見つけ、客観的に自分自身と向き合うことができるでしょう。
そうすることで、これまで漠然と感じていた「教室が怖いという恐怖心」の理由、原因、解決法が少しずつ見えてくるはずです。
まずは、「自分はひとりじゃない!」「結構みんなも悩んでいるんだ!」と心に唱えてみましょう。
久しぶりの学校が怖いときの乗り越え方は?
あなたが学校を怖いと思う理由は何でしょうか?
★相性が悪い先生がいる★部活動の顧問の先生、先輩が怖い★友達関係がうまくいっていない★勉強についていけない★人とのコミュニケーションの仕方がわからない★いじめられているわけではないけれど、周りの目が気になる。★これと言って理由はないけれど、学校が怖い学校が怖いと感じる理由は様々あることでしょう。
しかし、その悩みをだれかに話したことはありますか?
ひとりで悩んでいませんか?
ひとりで抱え込んでしまっては、心身共に疲れ果て、病気になってしまうことも。
まずは信頼できる身近な大人に相談しましょう。
学校であれば担任の先生や保健室の先生、スクールカウンセラーがいる学校もありますよね。
また、市町村の相談窓口や24時間子供SOSダイヤルなどもあります。
そして、最も身近にいて信頼できる大人と言えば「あなたの親」ではないでしょうか。
親はあなたに寄り添い、あなたの力になりたいといつも思っています。
あなたが話せば、じっくりあなたの話しに耳を傾けてくれるでしょう。
自分の悩みは自分で解決しなくてはならないというルールはありません。
あなたはひとりではない、乗り越え方は色々あることを忘れないでください。
学校に行くのが怖いのは病気だから?
「学校に行くのが怖いと感じるのは病気?」
いいえ、怖いと感じるのは病気ではありません。
学校に行くのが怖いと感じる人は実に多く、あなただけが特別ではありません。
むしろ心配なのは、学校に行くのが怖いと強く思うがあまり下記のようなことを考えることです。
・「前の晩に明日は学校に行こう!行ける!と思っていたのに、翌朝になると布団から出られない。身体が思うように動かない。」
・「学校に行くことを考えるとごはんが食べられない。」
・「朝になると頭痛やお腹が痛くなる。」
・「吐き気がして、トイレから出られない。」
というような症状で辛い思いをしていませんか?
それは身体が自然に拒否反応を起こしていると考えられます。
心と身体が休養を求めているのかもしれませんね。
そんな日に学校を休むことは、決して悪いことではありません。
仮病でもありません。
本当に体調が悪いのですから、思い切って親に症状を伝えて学校を休みましょう。
心の声に向き合い、身体の休養に専念することは大切です。
学校に行きたくないときの対処法は?
どうしても学校に行きたくないのであれば、「転校」「高校に行かない」という方法も考えられます。
「転校」する場合、全日制高校・定時制高校・通信制高校へ転入するという方法があります。
それぞれは正式な高校なので、卒業すれば高校卒業資格を取得できます。
全日制高校は、朝から夕方まで毎日学校に通う学校のことで、高校と聞いて一般的にイメージする学校のことです。
定時制高校は、午前や昼間、夜間に学校に通い、一日4時間程度授業を受ける学校です。
一日に受ける授業時間が短いので、卒業に4年以上かかる場合があります。
通信高校は、週に数回や年に数回学校に登校し、それ以外の日は自宅で学習するスタイル。
レポート提出・試験をクリアすることで、卒業資格を取得します。
インターネットを積極的に取り入れたカリキュラムの学校が多く、いつでも好きなときに、自分のペースで登校できる点が特徴です。
一方、「高校に行かない」という場合、塾やフリースクール、通信教育で学び、高等学校卒業程度認定試験(旧、大検)を受験する方法があります。
高等学校卒業程度認定試験とは、高校を卒業した人と同等以上の学力があるかどうかを認定する試験です。
この試験に合格すれば、大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。
ただし、「転校」「高校に行かない」というどちらの選択肢も周囲の理解が必要不可欠です。
まずは家族とじっくり話し合い、しっかり自分の将来像を考えてください。
学校恐怖症の高校生って多い?
中学校を卒業すると高校に進学することが当たり前のように思っていませんか?
しかし、高校は義務教育ではありません。
行きたい人が行くところで、学びたいものを学ぶ場所です。
そのため、進学校であれば驚くような速さで授業が進み、中学校とのギャップにつまずくこともあるでしょう。
また、高校の特色をあまり知らず、偏差値のみ重視して入学した結果、校風に合わなくて悩んでしまうことも。
私立高校の場合、さらに学科により学ぶ内容も異なり、特色も異なります。
つまり、それぞれの学校の特色に合わなくて学校に行くのが辛い、怖いと感じるのは珍しくありません。
学校の勉強についていけず、毎日泣きながら夜中まで勉強し、笑うことさえ封印していた人が、一年も経てば自分なりのやり過ごし方を身に付け、自分の将来を考えられる大人になったケースもあります。
学校を怖いと感じている人はあなただけではありません。
高校生はプレ大人。
「学校が怖い、自分に合っいない」と感じた今、あなたにとって人生最初の岐路かもしれません。
じっくり自分の心と向き合い、あなたらしく、自分に合ったスタイルを探してみましょう。