クラスに馴染めず学校に行きたくないと感じることってありますよね。
でも、親は学校を休ませてはくれません。
親が理解してくれなくて辛いと悩んでいる学生も多いでしょう。
では、学校行きたくない親がわかってくれない理由は何なのか?詳しく見ていきましょう。
学校行きたくない親がわかってくれない理由6つ!
学校に行きたくない、と素直に相談をしたのに、親がわかってくれないことがあります。
どうして親は理解せず、怒ってくるのでしょうか。
親の心理は次のとおりです。
将来や成績が心配
学校を休むことで、将来や成績が心配になる親はいます。
特に受験を控えていると、学校に行かないと成績が落ちるのではないかと心配になり、無理にでも行かそうとするのです。
甘えだと思っている
学校を休むことは甘え、良くないと思っている人がいます。
社会人になるともっとつらいことがある、と思って子どもを励ます意味で強く指導する親もいます。
世間体を気にしている
親は「子供が学校に行ってないと近所の人から何を言われているかわからない・・・」と考えています。
つまり世間体を気にして、子供に学校に行くように行っています。
不登校になってほしくない
親は子供の将来を心配しています。
子供が不登校になって、このまま家からでなくなることを心配しているのです。
不登校になるまえに食い止めたいというのが親の心理です。
子供の辛さを理解していない
親は子供がそれだけつらいのか、わからないのです。
親は子供の学生生活を見ているわけではないので、なかなか理解されるのは難しいものです。
留年してほしくない
学校を休みすぎると、単位制の場合、進級できないケースがあります。
すると留年になり、年下と同じクラスになります。
親はそんな辛い状況を子供に体験したくないと思っており、厳しく言っているのです。
学校を親が休ませてくれない対処法は?
学校を休ませてくれない親には、どう対処するべきでしょうか。
次の2つの方法があります。
休んでしまおう!
親にバレないように休むのもアリです。
但し、この方法は後からバレます。
学校から無断欠席の連絡があることも多く、成績表には欠席の記録が残るからです。
でも、休みたいというあなたの気持ちは達成されます。
これから先の人生、あなた一人で決める場面もたくさんあります。
自分のために休んでみてはいかがでしょうか。
休まないで早退する
学校って良くも悪くも、行けばトラブルにはならないんですよね。
テストが多少悪くても、居心地が悪くても、行くことで出席扱いになります。
多少寝ていても良いので、頑張って休まないのもおすすめです。
辛くなったら早退すると良いでしょう。
学校に行きたくないことを親に説得する方法は?
それでも学校に行きたくない!
では、親を説得する方法はあるのでしょうか。
次の2つの方法をご紹介します。
親にもカウンセリングを勧める
子どもがつらい、と話をしているのに向き合ってくれない場合、親にも問題があるのです。
子どもの不調の原因は親にもあったりします。
そこで、親への説得の際にはカウンセリングを勧めてみるのもおすすめです。
この方法は怒る親もいるかもしれません。
でも、親向けのカウンセリングもたくさんあります。
一緒に受けることも出来ます。
プロのカウンセラーと話をしてもらうことで、親の視点も変わってくれます。
将来のことを真剣に話し合う
親はあなたの進学や将来のことを心配しているため、学校を休むことを許さない可能性があります。
この機会に、一度真剣に親と話し合ってみましょう。
高校を出たらどうするのか、進学か、就職かなど、あなたが考えている将来の予想図を話してみましょう。
ここから先はあなたの人生です。
自分で切り拓くために、親と向き合うことも大切です。
学校行きたくないことを誰にも相談できないときは?
学校に行きたくない、そんな気持ちは誰にでも話せないですよね。
でも誰かに話をすることで、心が軽くなるものです。
そこで、おすすめの相談先をご紹介します。
電話相談
厚生労働省や教育相談センター、保健所、児童相談所など、電話で無料相談できる箇所があります。
電話相談は対面ではないので、気楽に話せます。
ひまわりホットライン、チャイルドラインなども人気です。
医療機関
心が疲れている時は、実は脳が疲れている可能性があります。
心療内科や精神科はそんな時に受診する病院です。
病院の受診は抵抗感がある子もいますが、医師は心や脳の専門家です。
不安な気持ちは甘えではなく、疲れの可能性があるので一度受診をするのも良いでしょう。
学校
一番相談したくない、と感じるかもしれませんが高校にも色んな先生がいます。
保健室に居る先生は保健師と言って、教科の先生とは違う過程で勉強をしてきた先生です。
思春期の心や身体を熟知しています。
学校の先生ではありますが、他の教科の先生に秘密を漏らしたりもしません。
落ち着いた場所で話せると良いですね。
急に学校に行きたくなくなる原因って何?
ある日突然学校に行きたくない、そう感じる原因とは何でしょうか。
ひょっとしたら、それは心の夏バテかもしれません。
夏バテは夏によくある体調不良です。
暑い日が続くと、身体の不調に気が付かないままある日食欲が減り、体調不良になります。
寝不足になることも。
つまり、疲れって蓄積している間は案外気が付かないものです。
ある日突然休みたい、と思ったらすでに疲れが蓄積した証拠です。
美味しいものをゆっくり食べて、ゆっくり寝てみると徐々に回復していきます。
まずは休んでくださいね。