夏休みの宿題といえば、読書感想文ですよね。
もちろん夏休み以外でも、読書感想文の宿題を出す学も多いです。
学生の中にはコピペする(写す)という危険な荒業を使う人もいるでしょう。
では、読書感想文を400字で執筆する場合は、どんな文章校正が良いのか?
ここでは読書感想文(400字)の例文を紹介しています。
また、どのようにして読書感想文を書いたら良いのかわからない人も多い。
そこで、書き方(構成)のコツについても紹介しています。
読書感想文400字の例文紹介
「君の膵臓をたべたい」
著:住野よる
「君の膵臓をたべたい」というインパクトのあるタイトルに惹かれ、この本を手に取った。
表紙には美しい桜と学生服を着た男女が描かれていて、衝撃なタイトルとはどうにも結び付く要素がなかった。
どのような話なのか、気になった私は半ば衝動的にページを捲っていた。
自身の余命の短さを悟っていた桜良は、どのような気持ちで毎日を過ごしていたのだろうか。
明るく振る舞っていたが、心の中は不安でいっぱいだったと推測することは容易い。
私と桜良は同い年だ。
私であったら、桜良のように気丈な態度を取ることはできないだろう。
きっと桜良のように強くは在れない。
そんな桜良と出会った人見知りの少年・春樹に、私は強く感情移入をした。そして、天真爛漫な桜良に振り回されながら、前向きにたくさんの人と関わるようになる春樹に憧れを抱いた。
私は桜良から、毎日を謳歌することの大切さを学んだ。
これからの人生を全力で楽しみたいと思う。
「博士の愛した数式」
著:小川洋子
この本は、母に薦められて手に取った。
小川洋子さんの本を読んだのは今回が初めてだ。
『博士の愛した数式』は、事故によって記憶を一日しか保てなくなった数学博士と親子の温かい物語だ。
私は読み進めていくうちに、博士を自身の祖母に重ねてしまった。
私の祖母は、最近物忘れが激しくなるなどの痴呆の症状が現れるようになった。
名前すらも忘れてしまったという祖母の言葉に強いショックを受けていた私は、この話がとても他人事とは思えなかった。
また、『私』の息子である『ルート』と博士の心の触れ合いも非常に印象的だ。
小学生なりに、博士の病気を理解し、接する姿には感銘を受けた。私も彼の姿勢を見習わければならないだろう。
『博士の愛した数式』では病気に対する人々の反応や、人間関係の変化がリアルに描かれている。
世の中、綺麗事だけではうまくいかないこともあるが、その人のありのままを受け止めるということはとても大切だ。
私も、この作品の登場人物のように優しい気持ちを持って人と接することができればいいなと心の底から感じた。
読書感想文を400字の書き方(構成)のポイントって?
「本を手に取ったきっかけ→内容→そのから得られたことや感想」が読書感想文の基本的な構造になります。
これに従えば、それほど難しい作業ではありません。
また、読書感想文に用いる本の選び方も重要です。
あまりに長編なものや難解なものは読書感想文に適しているとは言えないでしょう。
小学生、中学生、高校生におすすめの本が紹介されているサイトはいくつも存在するので、そういったものを利用するのも一つの手です。

読書感想文だったら「恋愛、友情、青春」などが書きやすいと人気ですね。
人によってはエッセイなどの読書感想文を書く人もいますが、基本的に読書感想文は自分が好きな本を選択した方が良いですよ。
書きやすいですし、熱量も先生に伝わりますからね。
読書感想文を400字の書き方(構成)をコピペで写すと先生にバレる?
読書感想文をコピペする(写す)学生は毎年、一定数の割合でいます。
多くは無いですが、決して珍しいわけでもありません。
なので、読む側の先生も気が付く可能性も十分にあるでしょう。
インターネットに載っている読書感想文の全てをコピーペーストしようという考えはよくありません。
あくまで参考にする程度に留めておきましょう。
また、恐らく先生は、「ネット上に載っていた読書感想文の丸写しをして提出をする生徒」に慣れているため、バレる可能性は十分に高いと言えます。
そのため、ある程度のオリジナル要素を入れることは必須です。
もしコピペするのであれば、読書感想文の中で1割~3割くらいにして、あとはオリジナルの文章を書くと良いでしょう。

読書感想文をコピペする学生は一定数いますよね。
意外と先生も気が付いているみたいですよ。
友人が読書感想文をコピペしていましたが、普通にバレましたね。
なんでですかね?
不思議ですが、文章校正とかでわかっちゃうも野なのかもしれませんね。