クラスに馴染めなかったりすると、学校に行くのが怖くなりますよね。
人間関係が辛く疲れて、教室に入るのが億劫になることもあるでしょう。
勉強が遅れたり、親に言えない人もいるでしょう。
では、学校に行くのが怖い中学生はどうしたら良いのでしょうか?
ここでは、人間関係が辛くて、中学生が学校に行くのが怖くなったときの対処法はについて紹介しています。
学校に行くのが怖い中学生はどうしたら良い?
小学校までとは違い、中学校に行くと生徒数も増え、ストレスを感じやすくなります。
学校に行くのが怖い、と感じる人も多くなる年頃です。
そんな時、次の3つの方法を試してみてくださいね。
気持ちを打ち明けられる大人を見つけておく
多くの中学校には心理カウンセラーが在籍しています。
常駐はしていなくても、月に数回訪問している場合も。
心理カウンセラーは学校に所属している教師ではないので、秘密を公言しません。
安心して話せる大人を身近に見つけておくと、安心感が増します。
クラス以外の居場所を見つける
学校が怖いと感じる場合には、学校以外の居場所を見つけることもおすすめです。
部活動や塾以外にも、スポーツクラブや趣味のサークルなど、別の居場所を探してみましょう。
学校はあくまでも授業を受けるところ、と割り切った気持ちが芽生えますよ。
1日もしくは1週間の終わりに楽しみを作る
学校に行くのが怖いというときは、1日もしくは1週間の終わりに楽しみを設けてみましょう。
嫌なことの先に楽しみを作ると乗り越えられることがあります。
「出かける予定を作る、美味しいものを食べる、ゲームをやる」なんでもOKです。
とにかく意識的に楽しみを予定に組み込みましょう。
学校の人間関係が辛いときの乗り越え方は?
学校の人間関係に悩んだ時に、良い乗り越え方はあるのでしょうか。
そんな時は次の3つがおすすめです。
一人でも友達がいたらOK
人間関係は多ければ多いほど幸せそうに見えるかもしれません。
でも、人付き合いは得意な人も苦手な人もいます。
無理に大人数の輪に参加する必要はありません。
一人でも友達がいたらそれで充分です。
友達は数で決まるものではない、と考えるようにしましょう。
「何がつらいのか?」を言語化する
つらい時は何がつらいのか、案外わからないものです。
友達が苦手なのか、会話が苦手なのか、話題に馴染めないことが苦手なのか、何が苦手で辛く感じるのか言語化してみましょう。
言語化したら、何をすると良いのか答えが導けます。
友達が苦手なら他の子と話してみる、話題が馴染めないなら、自分も話題を提供してみる、など工夫してみましょう。
逃げ場を用意しておく
人間関係が辛くなると色々なことが嫌になりますよね。
ですが、あなたの居場所は学校だけではありません。
学校以外で自分の居場所(逃げ場)を見つけましょう。
「塾、趣味」などの交友関係でもOKです。
最近では、ツイッターなどでフォロワーと繋がることもできますからね。
学校以外のコミュニティを見つけるのも心の安定を保つ一つの方法です。
学校を休んだら勉強(授業)に遅れる?
学校をちょっと休みたい、と感じますか?
そんな時に不安になるのは授業への遅れですよね。
学校は休むと授業に遅れるのでしょうか。この場合2つの注意点があります。
授業には遅れなくても、欠席が増えると内申点に影響する
数日程度なら授業には遅れませんが、時々欠席することが増えていくと内申点に影響します。
高校の受験には内申点も影響するので、休みが多くなり過ぎないことが大切です。
私立中学の場合、大幅に授業に遅れる可能性がある
私立中学は公立中学と違い、進学に向けて授業スピードが速いところがあります。
すると、大幅に授業に遅れるリスクがあるので注意が必要です。
学校に行くのが怖い中学生は親にどう説明したら良い?
中学校に行くのが怖い、そう感じたら親にはどう説明すべきでしょうか。
親に心配かけたくない、あるいは親に怒られるのが怖い、など色んな理由から言いにくい気持ちもありますよね。
そんな時は次のように伝えましょう。
味方でいてほしいと伝える
学校の何が怖くて、何が不満なのかを親に伝えるのは難しいですよね。
うまく言葉にできないこともあります。
そんな時は、自分の味方でいてほしいと親に伝えましょう。
子どもにそう言われたら、親も耳を傾けます。
第三者を通す
親との関係も難しく感じる場合には、心理カウンセラーなど信頼できる人から親に伝える方法もあります。
自治体などの運営する電話相談やLINE相談など、いろんな方法があります。
なので、身近な相談機関に相談することもおすすめです。
軽いいじめにあって学校の教室に入るのが怖いときは?
いじめが起きていると、教室に入ることが怖くなります。
それは当たり前の感情なので、あなたが弱いわけでは決してありません。
そんな時は、保健室登校や別室登校などの対策が可能です。
この場合、勇気がいるかもしれませんが、早めに親や教師に相談をするようにしましょう。
一人で抱え込まないことが大切です。
また、フリースクールという選択肢もあります。
嫌な教室に通わなくても、他の選択肢があるので、ぜひ検討してみましょう。