クラスの人間関係や勉強にストレスを感じており、学校に行きたくないと思うこともありますよね。
学校関係で苦しんでいる中学生や高校生は多いものです。
では、学校を休みたい理由にストレスありなのか?このページで疑問を解決していきましょう。
また、学校生活にストレスを抱えて、精神的に疲れたときの対処法について紹介しています。
学校休みたい理由にストレスはあり?
結論から言えば、「ストレス」だけで学校を休むのは難しいでしょう。
周囲には理解されにくいですからね。
学校に行くにあたって、誰しもが少なからずストレスを抱えているものです。
もちろん、あなたの親や先生も学校を休みたいという経験があります。
ですが、それでも学校に行っていたという経験を持つ人がほとんどです。
基本的に内面的な辛さは本人しか理解できず、自分以外に伝えるのは非常に困難です。
「どれだけあなたが苦しいのか?」は親や先生もどうしても理解できないこともありますからね。
ストレスで休む場合のポイントは具体性を持たせることです。
例えば、ストレスによって「不眠症、睡眠障害、うつ症状、動悸」など、具体的な症状があれば、周囲も理解しやすいですよ。
中学生活には疲れを感じる児童がたくさんいます。
ストレスを感じて学校を休みたい場合、それは学校を休む理由になるでしょうか。
答えは「理由になります」。
ストレスは甘えではなく、心や身体が疲れている症状です。
風邪や頭痛、腹痛と同じです。
疲れたら休むのが正解ですよ。
ストレスで学校休みたいのは甘えなの?
学校をストレスで休もうとすると、親や教師など大人の中には「甘え」だという人もいます。
でもストレスは学校を休む理由になります。
ストレスを放置しておくと、胃痛など身体の症状に出る場合や、うつ病などの症状に発展することもあります。
ストレスを感じた段階で、すぐに気持ちをリセットするつもりで休むことが大切です。
ストレスに関する理解は昔より進んでおり、学校にはスクールカウンセラーも配備されています。
悩んだら専門家であるスクールカウンセラーに相談をするのもおすすめです。
ストレスで学校休む場合は何日間くらい?
ストレスで学校を休む場合は何日間ぐらいなら大丈夫でしょうか。
これはストレスの症状にもよりますが、簡単な気持ちの切り替えならまずは1日休んでみましょう。
金曜日や月曜日を休めば、土日を使って連休にすることができます。
学校のことを考えない1日を作ると、心も身体もリラックスできますよ。
注意点としては、1日休むと、次の日も休みたくなるものです。
すると、どんどん休みがちになり、次第には学校に行き、教室に入るのが気まずくなります。
そして、また休みがちになる。
学校を休みすぎると負のスパイラルに陥るので、その点は注意しましょう。
中学生の場合は学校を休むとどんなリスクがある?
学校を休む場合、中学生のケースではどんなリスクが想定されるでしょうか。
次の4つのポイントを踏まえてから休むようにしましょう。
★勉強がわからないまま進級するリスクがある★高校への推薦入試が難しくなる★高校によっては入学が難しくなる★再び学校に行くのが怖く感じる中学校で不登校気味になると、勉強が遅れたまま進級してしまう可能性があります。
高校とは違い、留年はないので自宅で学習を重ねないと高校への進学が厳しくなります。
また、推薦入試は内申点を重視するため、候補になれない可能性があります。
欠席日数が多い場合、高校の進学先の選択肢が狭まる可能性があるのも注意しましょう。
また、一度長期間欠席すると、また学校に行くのが怖く感じるケースも。
休むなら連続ではなくたまに、というのが理想的でしょう。
ただ、不登校でも通信制高校など選択肢はたくさんあります。
まず優先すべきは、あなたの心と身体ですよ。
学校に行くことが精神的に疲れたらどうする?
学校に行くことに精神的に疲れたら、次のような方法がおすすめです。
ぜひ参考にしてみましょう。
疲れの原因を大人と共有する
登校に疲れを感じたら、まずは原因を考えてみましょう。
友達や教師との関係、勉強への不安、怖い先輩がいる、部活が合わない…など何でもよいので理由を整理してみると、大人に相談しやすくなります。
原因がわかるとアドバイスが周囲もしやすくなるのでおすすめです。
例えば合わない友達が居る場合、教師に相談を重ねておくことでクラス替えの際に配慮されることもあります。
原因を整理するのは難しいですが、カウンセラーなどの専門家に相談すると、きれいにまとめてくれます。
小さな目標を見つける
学校に関係しないことで良いので、小さな目標を立ててみましょう。
ゲームをクリアする、塾で高得点をとる、格闘技やサッカーでも良いですね。
ピアノやギターなど楽器を演奏できるように練習をするのもおすすめです。
小さな目標があると、今の自分が出来る努力が見えるようになります。
目標に向かって頑張ると、心も身体も前向きになります。
どんな些細な目標でも良いので、コツコツと努力してみましょう。