自分の言った悪口を告げ口されることほど後味の悪いことはないですね。
でも、案外、このような人は多く、対応に苦慮します。
事実、友人に他の人が言っていた悪口を本人に伝える人がおり、自分も悪口を知らされて傷ついたことがあり、今後、どうやって関わっていくべきか?悩んでいる人も多い。
では、悪口を告げ口された対処法について知っていきましょう。
悪口を告げ口された対処法5選!
悪口を告げ口されたときは厄介ですよね。
理由は「悪口を言った張本人」「告げ口をした人」「悪口のターゲット」の3者が関係するからです。
3者3様の立場にたって対処する必要があります。
いくつか方法を紹介します。
告げ口は誰も得しないと伝える
「悪口を言った本人」「告げ口をした人」「悪口のターゲット」どの3人も、冷静に考えると得になる人はいません。
特に、告げ口をした超本人は、内心はしてやったりと思っていますが、他の二人はそうでないですね。
まず「悪口を言った本人」。
告げ口をされたことで裏切られた気になります。
悪口のターゲットに関しては、「そんなこといちいち言ってこないで」と告げ口した人に対して不信感がつのります。
ですから、告げ口はやめるべき、と伝えるべきです。
「あなたのことも言ってたよ」と言う
もし告げ口したきたら相手にも同じ嫌な思いをさせましょう。
「あなたのことも悪く言ってたよ」と言い返せば、相手も嫌な気持ちになります。
なので、自分がされたことを相手にも返しましょう。
そうすれば相手は二度とやってこないでしょう。
無視する
気にせず無視する方法です。
たいした内容でなければ、告げ口されたことを知っても、態度を変えず接します。
告げ口は、悪意のある告げ口もあれば、会話の中でうっかり喋ってしまう、といった軽い告げ口もあります。
たいした内容でないケースは、ついうっかり喋ってしまってというケースも多く、目くじらをたてて怒るより無視する方が得策です。
ターゲットから責められても同調しない
悪口のターゲットとなった友達から、責められることもあります。
しかし同調して、謝るのはNGです。
謝ってしまうと、悪口を言ったことが既成事実となってしまうからです。
「えっ、そうなの?」と回答して、一旦、時間をかせぎます。
決して、同調してはいけません。
しばらく時間をあけることで、忘れ去られることもあります。
嫌悪感を相手に伝える
相手に自分自身が嫌な思いをしたことをちゃんと伝えましょう。
例えば「あんまりそういうこと本人に伝えないけどな」と言いましょう。
相手もあなたに不快な思いをさせている大前提で告げ口はしていますが、さすがに言われたら止めるでしょう。
ちゃんとまた相手に一度伝えれば、二度とやってこないでしょう。
あの人がこう言ってたよと本人に悪口を伝えてくる人の心理は5つ!
あなたに対して「あの人がこう言ってたよ」と本人に悪口を伝えてくる人の心理は何なのでしょうか。
いくつか考えられます。
★自分の考えを第三者の存在を作り代弁している★あなたに不快な思いをさせようとしている★あなたと誰かをモメさせようとしている★あなたのことを思っていている★あなたのことが嫌い仲間内の場合は、自分の立場を守るために告げることが多いです。
「あの人が言っていた」と言うことで、自分の考えや意見を代弁させる方法です。
この方法ですと、都合の悪いことなども、他人のせいにして伝えることができます。
また、トラブルが発生しても、他人の責任にすることができますし、自分は責任をおわずにすみますね。
とにかく、「自分は責任を負いたくない」と考えている人が多いです。
他人が言った悪口を伝えてくる人への返し方は?
他人が言った悪口を伝えてくる人への返し方はどうしたら良いのでしょうか。
全面的に信じるのだけは止めた方がいいです。
理由は本当に他人がいった悪口かどうか分からないからです。
また本当に他人が言っていたとしても、ニュアンスがわからないからです。
悪口のタイプもいろいろあります。
心から憎んで発言する悪口もあれば、親切で発言する場合もあります。
どちらかは発言した人しか分かりませんね。
ですから、鵜呑みにしない方がいいです。
また、言った他人に対し、確認することもご法度です。
万が一、悪口を言っていないケースは無用のトラブルとなります。
あなたの悪口(愚痴)を言ってたよと伝えてくる人と距離を置く方法は?
あなたの悪口(愚痴)を言ってたよと伝えてくる人と距離を置く方法はどうしたら良いのでしょうか。
まずは心の中に、無意識で、壁を作ります。
イメージとしては「線を引く」といった感じです。
相手がなにか喋ってもきても、基本的には聞くだけというスタンスです。
ただし、聞かれたことには答えることが大切です。
これを行うだけで自然と距離があきます。
また共通の話題を持たないことも肝心で、趣味や好きなものが同じだと話す機会が増えますので距離はなかなか縮まりません。
さらに興味のある話題を振ってきても、興味のないふりをしましょう。
この対応で、ある程度時間がたてば、距離があいていきますよ。
なお、物理的な距離をあけることも大切です。
相手との心の距離を広めにとり、常に視界に入らないようにして、同時に相手の視界にも入らないようにすべきです。
生活のリズムもずらします。
人間は、だいたいいつも同じ時間に、同じような行動をとりますので、事前に把握し、時間や場所を意識的にずらせば完璧です。
陰口や噂を本人に知らせる人って良い人なの?
陰口や噂を本人に知らせる人って良い人なのでしょうか。
結論から言えば、良い人ではないです。
陰口を本人に伝える動機は、自分が手柄をあげたいからです。
「情報をくれてありがとう」と言ってもらいたいからです。
つまり、自分本位の人というわけです。
また、全員から好かれたいと考えています。
陰口をつたえる人は、「陰口を伝えてくれてありがとう」という言葉を待っているだけなので、いろいろな人に伝えてます。
基本的に信用できないです。
様々な人に、「だれだれは、こんなこと言ってた」と伝えまくっていますよ。
このような人とは基本的に付き合わない方がベターです。
そのうちに自分もネタにされる可能性があります。
悪口を本人に伝えるのは最低な行動なの?
悪口を本人に伝えるのは最低な行動なのでしょうか。
やはり相手にとっては良い気はしないですよね。
実はこれに関しては、伝える相手によります。
伝えることで、前向きに考える人には積極的に伝えた方がいいです。
向上心があってポジティブ思考の人などです。
このような人は、悪口を聞いても、自分の短所と素直に考えて修正していくでしょう。
さらに、伝えた張本人には感謝の意を表します。
一方、ひねくれた人には注意が必要です。
まず、伝えた本人が疑われます。
他人が言ったことのようにふるまって、実は自分が言っているのではないか?と。
次に、伝えた相手を困らそうとしているのではないかと疑われます。
自分が言った悪口をばらされたときはどうすべき?
自分が言った悪口をばらされたときはどうすべきなのでしょうか。
悪口のターゲットの性格によって対処法を変える必要があります。
比較的、仲の良い友達の場合は、素直に謝るのがいいです。
「ごめんね」とラフな感じで伝えるといいでしょう。
人間だれしも、うっかりと悪口を言ってしまうものです。
仲がよければこれでオッケーです。ただあまり深刻にあやまりすぎると、こちらの誠意が薄れてしまい、逆効果になるので注意が必要です。
次に、こうるさい人です。
この手のタイプは、しばらく放置する方が無難です。
謝ると逆に炎上してしまうケースが多いからです。
最後に短気な人や攻撃的な人はどうすればいいでしょうか。
この人たちの場合は、悪口を言ったことが原因で、いじめにあうこともあるでしょう。
また、逆に悪口を言われることもあります。そのときは反抗せずに、断念します。
下手に抵抗してもうまくいかないです。
「悪口を言った自分が悪い」と考えて、いじめを受け入れたり悪口を聞くことも大切です。
そうすれば悪口を言われた側も納得し、悪口を言う前の良好な友達で居ることができます。