文化祭は学校行事におけるイベント(思いで作り)と考えている人も多い。
文化祭を「無駄な時間、いらない、必要ない(不必要)」と感じている学生もいます。
ですが、文化祭にはちゃんと授業の一環であり、目的があるので、このページで詳しく見ていきましょう。
また、文化祭を楽しめないときの対処法や欠席するリスクについても解説しています。
文化祭は無駄な時間なの?
文化祭は確かに無駄に感じるときもありますね。
・つまらない
・勉強したい
・友達いない
このように考えている人には無駄に感じるでしょうが、文化祭も学校にとっては授業の一環です。
「計画性、協調性、人を使う能力、リーダーシップ、責任感」などを養うことを目的としています。
うんうん。
文化祭も学校のカリキュラムの一つであり、ちゃんとした目的があるんですよ。
「チームで目標達成する楽しさを知る」とか「責任感を持つ」など、ちゃんと目的があるんですよ。
だから、無駄ではありません。
一見ただの学校行事や思いで作りに感じますよね。
でも、ちゃんと「リーダーシップ、協調性、集団で作業することの楽しさ、責任感」など、これらを学ぶ場でもあるんです。
これは今後社会に出たときに必要とされる要素です。
つまり授業の一環なんです。
その点の理解すると、少しは意義が見えてくると思うんだけどな。
学校には、「文化祭」や「体育祭」など様々な行事があります。
難関大学を目指している生徒にとっては、少しでも勉強したいはずで、無駄と感じることも多いです。
でも、少し考えてみる必要があります。
仮に難関大学に入れたとしても、卒業後は社会人として企業などの組織で働くことがほとんどです。
社会人になれば、決してひとりでは仕事は成し遂げられません。
世の中のすべての仕事は、チームワークや、他人との共同作業によって成し遂げられるものです。
学校行事は、「チームワーク」や「協調性」などを鍛えるとても重要な教育活動と考えるべきです。
また難関大学に入学できたとしても、サークル活動や、ゼミの活動などではチームワークが必要になりますので、中学生から高校生のうちに養っておく方がベターです。
文化祭や体育祭(学校行事)はいらないイベント?
「文化祭」は、普段の部活の延長上の活動、「体育祭」は、体育の授業の延長であるともいえるので、あまり必要性を感じないかもしれません。
確かに「いらない」と感じることもあるでしょう。
ですが、学校は社会性を学ぶ場でもあります。
文化祭や体育祭は「協調性、計画性、責任感、競争する楽しさ、リーダーシップ」など、社会に出たときに必要な要素を養うという目的があります。
なので、いらないと感じるイベントでも、ちゃんと意味があるんです。
「みんなで、ひとつのものを作り上げる感動や達成感」を味わうにはもってこいのイベントです。
大人になって社会に出ると、時間的な制約などでなかなか感じることができません。
今しかできないイベントなので、決して不要なイベントではないです。
特に、10代は感受性が高いので、この時期の楽しい思い出や達成感は一生ものになります。
まさにこの年代だけでしか味わえないイベントといえます。
文化祭を楽しめない対処法は?
★「みんなで、わいわい騒ぐのが苦手」★「一人でいるのが好き」このような人には文化祭はとても苦痛に感じると思います。
「でも、休んだらみんなに嫌われるかも?」という人は、積極的に仲間を探してみるのもひとつの方法です。
同じような気持ちの子はほかにもいるはずです。
なので、当日一人でさみしそうにしている子や、準備のときから面白くなさそうな態度をとっている子がいれば、おもいきって「一緒にまわらない?」という感じで、誘ってみるのもいいでしょう。
一人でつまらなそうにしている人でも、案外、誘ってみるといい人だったり、面白い人だったりするものです。
でも勇気がなくてできない、という人は、開き直って一人で参加できるところで楽しみましょう。
運営側の人には、気の付く人も多いので、こちらの様子を察知してうまくしゃべりかけてくれたりしてくれればラッキーです。
文化祭を欠席する(休む)と何かリスクある?
★出席日数に影響する★思い出が作れない★クラスメイトから反感を買う可能性がある★出席日数が足りず、留年する場合があるこのように文化祭を欠席することで、リスクはあるものです。
正当な理由がない限り、なるべく出席しておきましょう。
また、リスクというほどのものではないですが、文化祭が終わってからしばらくは、ちょっとした疎外感があります。
文化祭はとても盛り上がりますので、終わってからしばらくは学校でもその話で盛り上がります。
楽しかった話や、失敗した話など、話はつきないものです。
そのときに話に入れない、というリスクがあります。
また、全員の写真などで一緒に映っていない写真が永遠に残ってしまうことになります。
最近では、写真加工技術も高まっています。
なので、別のところで撮影した写真をうまく合成することもできますが、やはり見劣りしますし、別の場所で一人だけ撮影する、というのもさみしいものです。
長い目で見ると、同窓会などでの話題についていけなくなることもあります。