夏になるとほとんどの学校で水泳の授業が行われますよね。
開催時期(プール開き)は学校によって若干異なるものです。
では、一般的にいつからいつまで学校の水泳の授業は開催されるのか?
ここでは学校のプール授業の開催期間について解説しています。
また、なぜ水泳授業があるのか?
中には水泳の授業はいらないと考える意見もありますからね。
そういった理由についても紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいきましょう。
プール授業いつから?
日本の学校で行われる、夏の体育授業の定番といえば「プール」ですよね。
プールの授業は、地域によって始まる時期が異なります。
関東から西の方は大体6月上旬~下旬の間に始まることが多いです。
そして、比較的寒い地域である東北や北海道では、7月上旬~中旬の間に始まります。
ほとんどの学校では屋外で行われる授業ですので、外の気温の変化が重要になってきます。
まれにプールが屋内にあったり、ドーム状の屋根があったりする場合には、寒い地域でも始まる時期が早いことがあります。
うちの水泳授業はだいたい6月下旬からでしたね。
梅雨明けから開催されていたような印象がありますね。
うちの学校は毎年、梅雨の時期を見計らってからのプール開催でしたよ。
雨が降ったらプール授業できませんからね。
だからだいたい6月下旬~7月上旬くらいでしたね。
梅雨時期と被っちゃうとずっとプール授業できないですからね。
プール授業(水泳授業)いつまでなの?
水泳授業は多くの場合、9月の上旬~中旬の間まで行われます。
ただし地球温暖化の影響もあり、10月まで行う場合もあるそうです。
プールの授業を行える基準は、外の気温と水温の両方を考慮して決められています。
なので、梅雨などの寒い時期や猛暑の時などは、プールの授業を行わない学校も珍しくありません。
梅雨入り~梅雨明けを見計らってから水泳の授業を開催する学校もあります。
うちのプール授業は毎年9月上旬くらいまでだったと思います。
上でもちょっと話しましたけど、うちの学校はやはり梅雨時期を見計らってのプール開催だったの梅雨入り~梅雨明けによってですよね。
梅雨明けが長引いたらやはりプール開催もちょっと長引いていたような印象があります。
日本の学校にはなぜ水泳の授業があるのか?
日本の学校で水泳の授業がある理由の一つとしては、「自分の身を守るため」という点があげられます。
日本は島国ですので、川や海で遊ぶ機会や水害も多いです。
その昔、江戸時代の頃から水泳の練習場はあったと言われています。
最初にそのような練習場ができたのは、長州藩と会津藩だそうです。
そして時は流れ、1952年には相次ぐ中学生の集団水難事故によって、水泳を学ぶことの重要性が認識され始めました。
ですので、泳げるようになっておいて損はありませんし、水に浮かべるようになるだけでも、いざという時に自分の身を守る力になります。
着衣水泳の授業があるのも、そういった事故を想定したカリキュラムの一つだからです。
でも学校によってプール授業はおろか、プール施設自体が無い場合もありますよね。
水泳の授業やプール設置はあくまでも強制ではないので、学校によって無い場合もあります。
日本の水泳授業のはいらないカリキュラム?
しばしば、「日本の水泳授業はいらないのでは?」という意見もあります。
「水泳の授業を発端としたイジメがあるから」や、「女子生徒は生理で参加できない時があるから」など、その理由は様々です。
しかし、前項でご紹介したように、水泳の授業は命を守るために必要なカリキュラムです。
おそらく、水泳が授業として行われなければ、一生水泳を学ぶことがない人もいる可能性があります。
そういった点では、ほとんどの学校ではプール授業が行われています。
一方で、学校のプールの維持費が年間でかなりかかるため、プールを取り壊す判断をした学校も存在します。
そのような学校は、近くのスイミングスクールに授業委託をしてカリキュラムを行っているそうです。
もちろんプール授業(水泳の授業)がない学校も存在しますよ。
水泳の授業は国によって強制されているわけではありませんからね。
うちの学校(高校)では水泳の授業はありませんでしたよ。
その代わりマラソン大会とかマラソンの授業がありました。
水泳の授業が無い学校ってそこまで多くないですけど、調べると普通にあったりするんですよね。
中学校まで水泳の授業がありましたね。
プールでの水泳授業はアメリカや海外ではほとんど無いって本当?
日本のように学校にプールがあり、水泳授業があるのは、世界的に見ても珍しいというのはご存じでしょうか?
日本の小学校の8割以上、中学校の7割以上にプールが設置されているのに比べて、アメリカや海外の体育の授業には、プールのカリキュラムはほとんどありません。
ですので、海外の人からはこの様な日本の教育環境を羨ましがられます。
海外の感覚の場合、1人の先生で複数人の生徒を指導しながら身の安全も管理するのはリスクがあるという方針があります。
またプール施設の維持費を学校では賄えない、という考えの人が多いため、プールの授業に重要性を感じていません。
だからアメリカや海外ではそこまでプール授業は積極的に行われていないのです。