年に一度の体育祭イベント。
楽しみにする学生もいれば、億劫で行きたくないから休みたいと考えている学生もいます。
では、体育祭を休むとどうなるのでしょうか?
ここでは体育祭を休むことによるデメリットについて紹介します。
体育祭を休んだときの「単位、成績、人間関係」への影響について知りたい人はぜひ参考にしてみよう。
体育祭を休むと単位に影響ある?
結論から言えば、単位に影響することもあるということでしょう!
体育祭は立派な授業の一環です。
休むと出席日数に確実に影響するでしょう。
学校によっては体育祭を休んだ生徒に対して、放課後などに補講授業を実施し強制参加させられるケースだってありますよ。
出席日数には確実に影響しますが、体育祭に関する考え方は、学校によって異なり「体育の授業の延長」として考えている場合もあります。
であれば、体育の授業科目の単位を落とす可能性もあります。
また、出席日数がギリギリの生徒であれば、体育祭を休むことで、出席日数が足りず、結果として留年することもあり得る話です。
体育祭は学校によって違いますが影響するところがほとんどです。
学校側がいろいろ準備をするので参加してほしいのでしょう。
もちろん、出席日数が足りていて、体育祭を休んでも問題ない場合は、「出ない、休む」という選択肢をする生徒も稀ですがいるでしょう。
ですが、基本的に体育祭は授業の一環なので、極力、出席することをオススメします。
体育祭はイベントではありません。
あくまでも授業の一環です。
当然、出席に確認する場合もあるでしょう。
なので、出席日数がギリギリの生徒はなるべく授業に出席した方が良いですよ。
じゃないと最悪の場合、留年なんてこともありますからね。
体育祭や文化祭などの学校行事は何の単位に含まれる?
体育祭や文化祭などの学校行事は何の単位に含まれるかは、学校によって異なります。
基本的には出席日数がほとんどです。
内容評価は各学校に問い合わせることが確実でしょう。
単位とは「科目ごとの学習量」のことをいいます。
基本的には出席日数、テストの点数で稼げます。
体育祭は、体育の単位に含まれます。
文化祭はホームルームの単位に含まれるところが多いです(文化祭のほうが高校によって単位に差が生じます)
数字的な心配もありますが、どちらかというと人間性を評価されます。
卒業をするための単位も大切ですが、それよりもクラスの中の居場所の方が大切です。
卒業まで居心地良く過ごせることが大切です。
個人の利益だけを追求しないのが体育祭です。
単位のために大切なものを見失わないようにしましょう。
体育祭を休むと成績に影響する?
結論から言えば、影響する場合もあるということです。
体育祭は立派な授業科目であり、授業への参加意欲も見られています。
試験の点数以外にも授業への参加意欲も評価点の一つですからね。
ですが準備の段階で一生懸命している姿を見せていれば、そこまで大きな影響はないです。成績をつけるのは先生です。
先生に普段から真面目に取り組んでいる姿を焼き付けておく必要があります。
一生懸命頑張って練習していたけど当日どうしても体調不良で出席できなかった人と、練習もだるそうにしていてやる気なく当日休む人。
どちらが信用できますか?
ほとんどは前者の人のほうが信用できます。
体育祭がつまらなくても自分の振る舞いで評価が分かれます。
そういった人の心理を学ぶ場でもあるので、成績ばかり考えないようにしましょう。
苦手でも頑張る姿は必ず人の心に響きます。
体育祭を休むと留年する可能性も?
出席日数が足りてないと留年の可能性もあります。
高校は小学校や中学校とは違って義務教育ではありません。
出席日数が足りてなければ、当然のように進級させてはもらえません。
厳しいといわれる人もいますが、社会はもっと厳しいので留年だけですめばかなりよいほうです。
多くの高校では年間出席日数の3分の1以上休むと留年する基準になっています。
ほとんどの高校は年間出席日数がおよそ200日前後ですので、1年間で67日ほど欠席してしまうと留年になる可能性があるという計算になりますね。
高校生の留年は、今の時代は珍しくはありません。
通信機器の発達とともにコミュニケーションが変わってきたので、通学という形にとらわれなくても勉強することはできます。
自分に合った方法で高校の卒業資格が得られることが何よりなので、無理しないほうが良いかも。
(自主退学率が上がりやすいのはこの時期ですが)体育祭や文化祭がすべてではないです。
体育祭はとりあえず参加しておくことに意味のある行事です。
もし競技参加中に何かしらのアクシデントがあったらそれもまた一つの思い出となります。
なるべくその場にいることを心がけましょう。
体育祭を休むと皆(クラスメイト)に嫌われる?
体育祭を休むと「みんなに迷惑かけるんじゃないか?」と悩みますよね。
基本的には体育祭を休んだくらいで嫌われることはほとんど無いでしょう。
体育祭ではリレーの選手やダンス演目などがありますが、あなたが休んだとしても代役はいくらでもいます。
なので、嫌われることはほとんどありえません。
ですが、体育祭は授業の一環で。
出られるのであれば、なるべく出席しましょう。
また「嫌われるのでは?」と考える人なら、尚更、正当な理由がない限り、出席することをお勧めします。