大学生活が自分が思っていたものと違うことってありますよね。
意外と上手く行かないケースもあります。
大学に行きたくないから休むたいと思う人も居るでしょう。
では、大学に行きたくないのは甘えなのでしょうか。
ここでは「大学に行きたくないのは甘えなのか?大学に行きたくないときの対処法はどうしたら良いのか」について解説しています。
大学に行きたくないのは甘えなの?
大学に行きたくないのは甘えなのでしょうか。
大学に通っていた人を対象にアンケートを実施したところ下記のような回答結果が得られました。
甘えだと思う「52%」
甘えじゃない「48%」
このような回答結果になりました。
「甘えだと思う」という意見と「甘えじゃない」という意見がちょうど拮抗しています。
「甘え」と「甘えじゃない」というのは、状況によりけりということです。
では、下記に調査結果を一部抜粋して紹介しています。
「甘えだと思う派」の意見
女性_45歳
大学は義務教育じゃないし、受験も入学も決めたのは自分の意思で、行くか行かないかも自己責任です。
でも、きっと入学金も学費も親が払ってくれてると思うので、休んだ分だけ親の稼いだお金を無駄にしているという自覚は持って欲しいです。
男性_55歳
大学に行きたくないなら、なぜ、入学したのか。
授業料を負担しているのが親にしろ、学生本人にしろ、非常にもったいない。
授業料の元を取るつもりで通学し、成果を得るべきである。
女性_22歳
自分で行きたいと思った大学を選び受験したと思うので、行きたくないというのは、自己中心的な考えではないかと思います。
大学を選ぶ際に、どんなことを学びたいのか、どんな経験をしたいのか、大まかにでも決めておくといいのかなと思います。
「甘えじゃない派」の意見
女性_39歳
大学に行きたくない理由にもよります。
他に人生において大事なやりたい仕事が見つかったのであれば、そのやりたいことを優先させるべきでしょう。
そもそも大学に何を求めていったのかにもよりますが、就職するためにとりあえず入学しただけなら、卒業単位さえ取れれば行く必要はないです。
男性_45歳
こういった質問をされたとき、「様々な理由で大学進学を諦めざるを得なかった人もいるんだ、甘えるな」というお叱りの声が飛んでくることは多いと思う。
しかしながら働いていてもサボりたくなることは多い。
自然なことだと思う。
男性_41歳
どういう理由かは分かりませんが、大学生は大人になり始めの時期です。
なので、これから先の将来や人間関係、大学で学んでいる事が将来役に立つのかなど、色々考える時期だと思うので、甘えではないと思います。
女性_34歳
長い人生、誰にでもそういう時はあると思います。そのように気持ちが変わることは全然甘えではなく、ただの『心の揺れ』です。
そういう時はまず自分を責めずに冷静になって『なぜそう思うのか』を考えましょう。
一度立ち止まって、落ち着いて考えると『これが嫌』『本当はこうしたい』という自分の本音や本当にやりたいことが見えてくるので、むしろ絶好の機会!と思って、一度じっくりと自分と向き合ってみると良いでしょう。
大学に行きたくないときの対処法は7つ!
大学内で出来る楽しみを作る
大学内でしか味わえない規模の大きい図書館に行って雑誌や本を読むことです。
本屋で本買うより、図書館で本を借りた方がお金はかからないので、読書好きな人にはおすすめです。
また食べることが好きな方は、学食を楽しみにするのも良いです。
行かなくて良い授業を見極める
行かなくてもレポートのみで単位がとれるとか、代返が可能な授業は特に出席しなくてもよいのではないでしょうか。
いかないと単位がもらえないものや、興味のある講義は出席した方が良いです。
自分にとって必要かそうでないかを見極めて休めるときに休みましょう。
とりあえず大学に行ってみる
キャンパスに足を踏み入れれば、とりあえず講義を受ける気になるかもしれないし、ならないのであれば次の講義にかける、もしくはいっそ単位を諦める。
そういった選択肢が頭の中に浮かんでくるはずです。
必修科目がない日だったら思い切ってサボる
必修科目に関しては、出席日数が足りなかったら、進級や卒業に関わるのでアウトだけど、それ以外ならいちいち出席を取らない授業も多いし、正直教授も誰が休んでるとか気にしていません。
1日くらい休んでも、高校のように授業についていけなくなるとかもないし、最終的に試験を受けて単位さえ取れれば問題ないです。
修行だと思って我慢して行く
なぜ、大学に行きたくないのか、理由にもよりますが、大学は4年程度通学すれば済む場所であり、どんな理由であっても4年ぐらいは我慢出来るはす。
入学出来たのなら、学力はあるのだろうし、人間関係も自分次第でどうにでもなるはず。
「行くべき・行かないべき」は先のことを考えて決定する
何のために大学に入ったのかをよく考えて、大学を卒業後に得られるメリットと、大学に行かなくなって単位が取れなくなった時のデメリットなどを考えて、大学卒業後の将来を思い浮かべるようにすればよいと思います
外に出たくなるような用事を作っておく
授業のあとに友達とどこかに出かける用事を作るなど、気分が上がるようにコントロールできると行きたくなります。
私も大学に行きたくないと思うことが多いのですが、サークルに所属しており、そこに行くのは苦ではありません。
なので、授業が終わったらサークルに顔を出そうと考えると、大学に行きたくなるし、大学に行くことがより楽しくなります。
すぐに決断せず大学に通い人に相談しながら今後どうするかを考える
『行きたくないから、もう今日から行かない!』というのは残念ながら許されません。
親に学費を出してもらっているなら、とくに。
それに、まだ何も決まっていないのに、一時の気の迷いで早々と『大学に行かないこと』を決めてそのように行動すると、やっぱり行きたくなった時に勉強についていけなかったり、単位が足りなくて思ったように授業を取れないという、もっと自分が苦しむ状況になってしまいます。
なので、ときどきは休んだりもしながら大学に通い、先生や友達や先輩、家族など、多くの人に相談をし、アドバイスをもらい、そして自分でもしっかりと『これからどうするか』を考えましょう。
ポイントはさまざまな人の意見を聞くことです。
そして、その上で自分と向き合うこと。じっくり考えましょう。
大学に行きたくないときに休学するのってアリ?
大学に行きたくないときに休学するのってアリなのでしょうか。
大学に通っていた人を対象にアンケートを実施した結果、下記のような回答結果になりました。
アリ「77%」
ナシ「23%」
このような回答結果になりました。
アリという意見が多いことがわかります。
ですが、アリ派の意見としては、休学するリスクを負ってまでの理由によるところが大きいです。
また学費払って休むくらいだったら、休学した方がお金が掛からないというメリットもあります。
では、下記に実施したアンケート調査を抜粋して紹介しています。
休学「アリ派」の意見
女性_28歳
例えば、体調崩して、授業行けない程悪化したのなら、無理してでも授業に行く必要はないと思います。
おそらく病院の診断書があれば、規定満たせば、休学となり、場合によっては休学になった分の授業料を免除する仕組みを取り入れてるところもあるようです。
女性_39歳
自分のお金で大学にいっているのであれば、休学するのもしないのも本人の自由です。決められた年次以内に卒業すればよいのでご自由に。
ただし、親の金など人の金で通っているなら別です。
休学するにも費用がかかります。
その際はお金を出してくれている人と相談しましょう。
男性_45歳
幸いにも大学にいられる期間は長い。
休学することでストレスが解消されたり、あるいは大学で勉強する以外の道を見つけることができるかもしれない。
大学で真剣に学びたいのかどうかを見つめ直す機会になる。
男性_41歳
私も身体を壊して休学した事があり、休学すると、日常に追われる事なく冷静に将来のことを考えることができます。
なので、休学しながら、じっくり先のことを考えたり身体を休めたりするのはアリだと思います。
女性_22歳
精神的な苦痛を及ぼすほど、大学に行くのが辛くなってしまった場合は、休学するのも良いと思います。
健康であることが第一だと思うので、休学することで良い方向に繋がるなら、休学は良い方法だと思います。
女性_34歳
どうしても行きたくないなら、休学するのもアリです。
全然アリ!長い人生、いろいろあります。休学することで見えてくること、できることもたくさんあります。
休学は悪ではなく、ただの休み。一時的に大学を休むだけ。何も問題ありません。
休学「ナシ派」の意見
女性_45歳
海外留学したいとか、何か明確な目標があるならいいですが、なんとなく気分が乗らないからとか、軽い気持ちで休学してしまうと、高確率で後で後悔することになると思います。
男性_55歳
他に前向きな理由があっての休学であるならアリですが、ただ単に、行きたくないからとの理由では、休学なんてあり得ないと思います。
我慢して行くか、退学すべきだと思います。
大学を休学する「メリット」を紹介
授業受ける時間が無くなるので長期で何か出来る
例えば、泊まりがけの国内旅行や海外旅行、留学です。
大学内では味わえない景色や体験ができるのは、長期で何もない時しかないです。
リフレッシュできれば、体調悪かったのも治るかもしれません。
「学生」という立場を有効に使える
休学している間も学割は使えます。
また、新卒のカードも使えるので、たとえばYoutuberと大学生を兼任しているような人であれば、休学して一年はYouTubeに専念し、就活は翌年から本気出すといったことも可能です。
何もしないことによりストレスが解消される
これは仕事にも言えることだろうが、無理して大学に通い続けて心身を壊し、その後、長い間苦しんで多くの時間を無駄にしてしまうよりは、休んだほうが良い。
休むことを知るというのも大きい。
自分を見つめ直すいい機会になる
何の目的もなく、授業から何も得ようとしないなら、正直言ってあまり大学で学ぶ価値はないです。
それよりも、休学することで外に出て新しい刺激を受けるとか、自分の進むべき道を見つけられることもあるかもしれません。
じっくり冷静に将来を考えられる
身体の調子が悪いのならばじっくり休んで、大学以外のことをやってみて、大学に行っていた時のことを考えてもいいし、心の問題ならばアルバイトやボランティアなどをしながら社会を知るきっかけになると思います
自分の本当に「やりたいこと」を探しに行ける
今、自分にとって大事なことはなんなのか、何がやりたくて、何をやりたくないのか、などを考える余裕ができます。
1日にゆっくり考える暇ができることで、精神的にも身体的にもいい休養になります。
心を休ませつつ自分がやりたいことを思いっきりできる
『大学に行きたくない』という苦しみから解放され、思いっきり自分が好きなことができます。
アルバイトでも良いし、海外旅行でも良いし、ただただ家で寝るだけも良い。好きなことを思いっきりして、心を休めることができます。
誰かに「休学するなんて間違っている」と言われても、その休学のおかげで心が元気になるなら気にすることなんて一つもありません。
むしろ、それは大正解。良い選択です。
大学を休学する「デメリット」を紹介
就職活動に響く
大学を卒業したら、今度は自分がお金をもらうために働く会社選び、つまり就職活動が控えています。
会社での面接に、履歴書が必要になります。
大学に入学した年と、卒業見込みの年が不自然に離れてると、根気よく面接官は理由尋ねてきます。
ただ休むだけならデメリットしかない
休んでいる間に何もしなければ得る物はありません。
そして社会人としての期間は一年短くなります。
年収400万の仕事であれば、もらえるはずの400万円がその一年で消えるのです。
その一年を有意義に過ごせればよいですが、そうでないなら時間と金を無駄にするだけです。
同期に遅れを取ってしまう
IT化が進んだことも一因かもしれないが、何事も、時間やお金の無駄を極力減らし、効率的、合理的にことをすすめるのが正しいとされる現代において、時間を無駄にしてしまうことを何よりのプレッシャーに感じる人もいるだろう。
しかし無理して心身が壊れてしまうと取り返しがつかなくなるでしょう。
休んだ分も学費を払わなければいけない場合がある
特に私学だと、全額ではなくても一部だけ請求されたり、在籍し続けるための手数料を払わないといけないケースもあるようです。
行っていないのに、お金が発生すると考えると、かなり損しています。
時間を無駄にする可能性がある
休学している間に何をしているのかが問題です。
行きたくないから休学なんてことならば、時間の無駄でしかなく、時間は取り戻すことは出来ませんので、これが最大のデメリットになります。
4年間で卒業するのが困難になる可能性が高い
大学を休学して必修科目などを落としてしまうと、留年することとなり、当然4年間ではかなり難しいです。
そうなると、学費も多くかかることになるのでデメリットかもしれません。
同級生との差がついてしまう
授業は自分の都合に関係なく進んでいくので、周りで一緒に授業を受けていた子達は当たり前のように、どんどん学んでいくし、自分のことを待ってはくれません。
孤独にはなる場合もあります。
友達と一緒に卒業できない
当然ですが、休学している間は単位が取れないので、卒業が(休学している期間分)遅れます。
それをデメリットと受け取るかはあなた次第なのですが、やっぱり大好きな友達がいなくなった大学に1人で通い、1人でご飯を食べるのを寂しく感じる人もいるようです。
あと、就活の時に『休学した理由』を聞かれることもあると思うので、その質問に上手く答える準備はしておいた方が良いでしょう。
大学1年生でかなり単位を落としたらその後に取り返せる?
大学1年生でかなり単位を落としたらその後に取り返せるのでしょうか。
大学に通っていた人にアンケートを実施したところ下記のような回答結果になりました。
取り返せる 「72%」
取り返せない「27%」
このような回答結果になりました。
取り返せると回答している人が多いことがわかりました。
ですが、取り返せる状況は、1年生の前期もしくは1年生の後期などでの場合が多いです。
では、下記にアンケート調査を抜粋して紹介しています。
「取り返せる派」の意見
女性_39歳
二年半くらいフルタンすれば卒業できるかと思います。
大学によって登録できる単位数に違いがあるのかはわかりませんが、半期単位ゼロでも残りフルタンでいけば取り返せるのではないでしょうか。
男性_45歳
規定単位を2年後期までに獲得してスムーズに3年生へ進級できるかという意味であれば取り返せます。
自分が通っていた大学では十分に可能であった。
そのあたりのことは、文系理系、学部によっても異なってくるかもしれないが。
女性_45歳
基本的に、4年間を通して卒業までに必要な単位数はあらかじめ決められています。
なので、必修科目は別にして、1年生で上限まで単位を取りきれなくても、3年までで大体取りきれるくらいの余裕はあります。
男性_55歳
どうして単位を落としたのか、理由にもよりますが、健康面での理由でなければ、本人がやる気になれば、簡単に取り戻すことが出来ると思います。
あくまでも、やる気次第でどうにでもなります。
男性_41歳
私の友人は一年の前期、アルバイトばかりでほとんど単位を取れませんでしたが、二年生になってからみんなより多く授業を入れて四年で卒業できたので、大変ですが取り返せると思います。
女性_34歳
取り返せますが、かなり忙しくなるし、人に遅れを取ってしまいます。
『前期にしかやっていない授業』もあり、さらに『前期で取っておくべき単位を持っていないと後期にある授業を受けられない』ということもあります。
他にも『前期に単位を取っていなくても後期の授業を受けることはできるけど、基礎知識がないので勉強についていけない』なんてことも。
なので、授業の内容をちゃんと理解するために、2年生の前期に単位を取ることをオススメします。
したがって、『取り返せない』ということは全然ないのですが、遅れた分を頑張って取り返す努力が必要になります。
「取り返せない派」の意見
女性_28歳
大学1年生しか授業受けられない科目も存在してるので、1年生のうちに勉強して、単位取った方が良いです。
また4年生は就職活動で、会社の説明会や面接で時間をかなり取られるので大学行く暇ないです。
単位は1年生の前期からちゃんと取っておくべきです。
女性_22歳
計画的に考えているなら、大丈夫かもしれませんが、大学一年生前期の授業は必須科目が多いので、それを落としてしまうと後になってすごく辛いです。
その科目の単位を取得しないといけない上に、どんどん授業の内容も難しくなっていきます。
女性_28歳
自分で勉強して、試験受けて入った大学なのに、大学に行きたくないって安易に考えるのはおかしいと思います。
オープンキャンパス行ってわからなかった部分が、大学入学してわかった部分があり、それが合わなかった場合は、違う大学に途中から受け直して入れることもあります。