卒業といえば、一般的に3月初旬のイメージがありますよね。
でも、大学の卒業式は3月の下旬です。
なぜ、大学の卒業式は遅いのでしょうか。
高校の卒業式は3月初旬に対して、大学は3月の20日など、なぜ大学の卒業式は中学や高校に対して、開催時期が遅いのか?気になっている人も多い。
では、ページを読み進めて詳しく見ていきましょう。
大学の卒業式遅い理由は?
大学の卒業式が遅い理由は何なのでしょうか。
中学校や高校の卒業式は大体、3月初旬~上旬には終わります。
ですが、大学の卒業式はだいたい3月の下旬です。
理由としては、大学は最後の試験が大体2月上旬に終わるため高校の卒業式のように3月上旬までに卒業の準備が出来ないからです。
2月上旬の試験が終わると、大学関係者の方々は単位認定や卒業認定、成績付け、卒業生のリスト作成などの作業が行われます。
そうすると時間的な問題で3月下旬に卒業式をするしかないのです。
また、国立大学であれば、3月は入試がありますね。
それ以外の大学でも入試の処理が長引くこともありますし、3月は在学生の成績の処理もあります。
このように大学では3月上旬に卒業式が出来ない理由があるのです。
卒業生としては就職準備や引っ越しがあるので出来れば早く卒業式をして新生活に向けて動きたいものですよね。
しかし、卒業までの裏側は色々忙しいようで卒業式は中々、早められないのが現状です。
大学の卒業式の服装って?
女性は振袖や袴やワンピースやスーツを着用するのが一般的で男性はスーツを着用するのが一般的です。
女性は選択肢が多いので自分が一番綺麗に着こなせる服装を選ぶと良いでしょう。
男性は就職活動で使用したスーツをそのまま着用しても良いですし、卒業式用に新たに色が付いたスーツやストライプなどのお洒落なものを用意するのも良いです。
男性は大抵スーツを着ている方が多いので他の人と差を付ける意味でも就職活動で着用したスーツにシャツやネクタイだけお洒落なものに新調するだけでもかなり印象が変わります。
大学生で特に卒業式前は新生活の準備にお金も掛かることでしょう。
そのため卒業式の服装だけにお金を掛けることは難しい方でもヘアセットや女性の方はメイクでも華やかになります。
服装だけにこだわる必要はありません。
大学の卒業式って強制参加なの?
大学の卒業式って強制参加なのでしょうか。
結論から言うと、強制参加ではありません。
大学の卒業式の時期は大体3月下旬ということもあり、就職で遠方に引っ越しした為卒業式に参加出来ない人もいます。
卒業旅行と日にちが被って参加出来ない人、就職の面接日と卒業式が被って参加出来ない人など様々な理由から卒業式に参加しない人もいます。
大学の卒業式は小中高とは違って卒業式に参加すること自体、強制ではありませんので大体1割程度は卒業式を欠席されるようです。
もし事情があり欠席されたとしても特に問題はないので卒業式を欠席することに悩まれている方は心配入りません。
大学の卒業式を休むのはアリ?
大学の卒業式を休むのはアリなのでしょうか。
正直、友達がいなかったり、家が遠かったりすると、卒業式には出たくないものですよね。
休む理由にもよりますが、卒業式自体、休むことはアリです。
卒業式を欠席しても卒業はできます。
ただ、ぼんやりした理由で何となく休むのは勿体無いです。
大学の卒業式は人生で1度きりです。
せっかくなので参加して友人達と写真を撮って思い出を作るのも良いですし、お世話になった方々に挨拶をすると行ってよかったと思うこともあると思います。
また、卒業式を欠席したら学位記や卒業証書を貰えませんよね。
そこで、後日に学生証を返還し、学位記や卒業証書を受け取ることになります。
少し手間がかかるので、そういったデメリットも存在します。
大学の卒業式はどれくらいの時間で終わるの?
大学の卒業式はどれくらいの時間で終わるのでしょうか。
大学によって多少は異なりますが、大体1時間〜2時間ほどで終わります。
その後、集合写真の撮影や参加者のみ謝恩会が開催される大学もあります。
謝恩会も大体2時間程度で終わることがほとんどです。
振袖や袴を着用されている方はスーツやワンピースに着替えて謝恩会に参加することも出来ます。
振袖や袴は長時間着用していると慣れていない人は疲れてしまい飲食するのも不便なので卒業式が終わったら着替えて別の会場の謝恩会に参加される人もいらっしゃいます。
着替えを考えておられる方は袴や振袖とは別にスーツやワンピースの用意を忘れないようにしましょう。