パーソナルカラーってこだわりすぎる人もいますが、海外でもこういったカテゴリーがあるのかきになりますよね。
事実、パーソナルカラーってそもそも日本だけなのか、日本だけでなく海外のパーソナルカラー事情も気になっている女性も多い。
では、パーソナルカラーって日本だけなのか?
疑問を解決していきましょう。
パーソナルカラー日本だけなの!?
パーソナルカラー日本だけなのでしょうか。
結論から言えば、パーソナルカラーは、もともとアメリカで生まれたものです。
公共施設や住宅に対して色彩調整を行うことで、より快適に生活しましょうという目的のもと始まった取り組みが、パーソナルカラーの原点です。
そこから政治家が自身のイメージ戦略の一環としてパーソナルカラーを取り入れ、企業でもその考えが取り入れられ、徐々に一般にも浸透していきました。
とはいえ、一般の若い人たちがこぞってパーソナルカラーを気にしているのは、日本だけではないでしょうか。
アメリカはもともと自由の国。
ファッションも自己表現の一つで、型にはまらず自由に楽しんでいる印象があります。
逆に日本人は規律を重んじ、人からどう見られるかや、調和を大切にしていることから、パーソナルカラーが馴染みやすい風土なのでしょう。
日本人はブルベが多いって本当?
日本人はブルベが多いって本当なのでしょうか。
日本ではブルベ至上主義の女性も多く「自称ブルベ」の人の珍しくありません。
結論から言えば、これは流派によって順番が変わってしまうことがあるのですが、日本人で一番多いのはサマータイプ(ブルべ)と言われています。
次がスプリング、オータム、ウインターとなっていて、ブルべ・イエベでいうと大体同じくらいの割合です。
確かに、サマータイプに似合う色を見てみると、涼やかな日本らしい色が目立つ気がします。
和装でよく見られる優しい色合いは、似合う人が多いからこそ採用されたのかもしれませんね。
パーソナルカラーを気にしても意味ない理由5つ!
パーソナルカラーにはきちんとした理論があり、使い方次第では自分をより美しく見せることが可能です。
でも、気にしても意味ないなぁと思っている人がいるのも事実です。
その理由をまとめたので、パーソナルカラーに対するスタンスをどうするか決めかねている人は、ぜひ参考にしてみてください。
本当に似合わない色は自分で分かる
パーソナルカラーでいう「似合わない色」というのは、顔色が悪く見えたり、色ばかりが目立ってしまって顔の印象が消えてしまったりする色です。
そういう色は、パーソナルカラー診断を受ける前から案外無意識に選ばないようにしている場合が多いです。
自分の感覚を信じて今まで通り色を選んでいれば、おのずと似合わない色は避けられるはずですよ。
好きな色を大事にした方がいい
なかには、「似合わない」と言われたけど好きな色もありますよね。
色というのは人間に様々な心理的効果をもたらします。
例えば、気分が沈んでるときにあえて明るい色を着るとなんだか元気が湧いてきたり、逆に暗い色を着ている人を見ると落ち着いた印象を感じたりしませんか?
それと同じように、「好きな色」というのは、身につけているとそれだけで気分がワクワクしたり、元気をもらえたりします。
また、好きな色がコロコロ変わるという人は、無意識に自分の心理状態にあった色を選んでいる場合もあります。
ですから、パーソナルカラーを気にしすぎず、自分の心の声に耳を傾けるつもりで、好きだと思う色は積極的に身につけることをお勧めします。
人はそこまで他人のことを気にしていない
「似合う色」というのは、相手に良い印象を与えるための色です。
似合う色を身につけていると、面接や、企業でのプレゼンなどで良い効果を発揮するでしょう。それが元々のパーソナルカラーの活用方法でもあります。
でも、それ以外の普段の生活の時、人はそこまで他人のことを気にしてはいません。
よっぽど奇抜で変な格好をしていない限り、悪目立ちすることはないでしょう。
そして、先述した通り本当に似合わない色であれば自分で避けている可能性が高いです。
なので、パーソナルカラーを気にしなくても人から変に思われることはなかなかないのではないでしょう。
若いうちは似合う色の範囲が広い
歳を取るにつれて似合う色・似合わない色というのはその差が顕著になっていくそうです。
肌の艶やハリが失われることで、色の影響を直に受けてしまうようになるからです。
逆に、若いうちは肌にハリ艶があることで色から受ける影響を反射してしまえる為、似合う色と似合わない色の差が小さい(=似合う色の範囲が広い)のです。
せっかくなら若いうちはパーソナルカラーは気にせず、様々な色を楽しむのも良いでしょう。
その時の流行によってはなかなか買えない色もある
毎年シーズンごとにトレンドカラーというものが決められています。
アパレルはその色を主軸に、それに合う色などでその年の商品を展開しています。
パーソナルカラーで「この色が似合う」と言われても、その色がトレンドカラーでもなく、トレンドカラーと合わないような色である場合、その色が店頭に並ばないこともあるのです。
そうなってしまうと、服を探すのに苦労したり、結局は諦めて別の色を買うことになるでしょう。
また、パーソナルカラーを気にしすぎてトレンドカラーを取り入れられないと、「その年ならではのお洒落感」を楽しめなくなってしまいます。
ファッションが好きであればあるほど、パーソナルカラーは気にしない方が楽しいのではないでしょうか。
海外セレブのパーソナルカラー事情って?
海外セレブは人前に立つことが多いことから、自身のパーソナルカラーを意識している人が多い印象です。
日本でもレッドカーペットに立つ海外セレブをテレビで見ることは多々ありますよね。
みなさん最大限自分に似合うメイクやドレスアップをされています。
ここぞという時、自分をより魅力的に見せるのにパーソナルカラーは大活躍します。
海外セレブのパーソナルカラーをまとめているサイトはたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本ではブルベ女子がイエベ女子にマウントするのはなぜ?
日本では、ブルベは肌が青白くてイエベは肌が黄色い、という間違った情報が独り歩きしています。
また、世間では肌が白くてきめ細かいことが美人の条件とされている節があります。
そのことから、ブルべ=肌が白くて美人という間違えた価値観が生まれました。
また、日本人は黄色人種であることから、「肌が黄色いということはイエベが多い=ブルベは希少価値がある」というこれまた間違った発想も出てきました。
そういったいくつかの経緯から、「ブルベは肌が白くて美人でしかも滅多にいない」となり、ブルベの女性自身が、ブルベの女性はヒエラルキーの頂点だと思うようになったのでしょう。
しかし、先述した通り「ブルべ=肌が白い」というのは間違った情報です。
ブルベが希少価値だというのも、(確かにウインターさんは少ないですが、)「ブルべ」でくくった場合はそうでもありません。
そもそもパーソナルカラーは「自分をいかに魅力的に見せるか」という理論であって、ブルベだからイエベだからと優劣がつくものではありません。
“相手と比べてどうか”ではなく、マウントを取るのでもなく、比べるのはいつも自分自身で、“過去の自分より今の自分の方が素敵”と思えるのがパーソナルカラーを知るメリットだと思います。