パーソナルカラーには「ブルベ夏、ブルベ冬、イエベ秋、イエベ春」と大きく分けて4つカテゴリーがあります。
実際、パーソナルカラー(ブルベ夏、イエベ秋、ブルベ冬、イエベ春)で日本人の割合などが知りたい人も多い。
そこで、日本では「イエベ(イエローベース)」と「ブルベ(ブルーベース)」のどっちが多いのか?解説しています。
日本人はイエベブルベどっちが多い?
あなたはイエベとブルベ、どちらが多いと思いますか。
SNSやネットでは、ブルベが少ないと言われている印象がありますよね。
ですが、日本色彩学会が1万1千人を対象に調査した結果、ブルベが56パーセント、イエベが44パーセントという結果になったそうです。
この結果は調査した人数から見ても信憑性は高いようなので、意外にも、日本人で多いのはブルベといえます。
とはいっても、数パーセントの差でしかないので、体感としてはほぼ半々くらいだと言えるでしょう。
細かい内訳をみると、一番人口が多い傾向にあるのはブルベ夏で40パーセントです。
次いでイエベ春で23パーセント、そしてイエベ秋21パーセント、ブルベ冬が16パーセントと続きます。
ブルベ冬が極端に少ないことから、「ブルベは少ない」というような誤解を生み、それが広まったのかもしれませんね。
パーソナルカラーで日本人に一番多いのは?
パーソナルカラーで日本人に一番多いのは「ブルベ夏、ブルベ冬、イエベ秋、イエベ春」のどれなのでしょうか。
先述した通り、日本人で一番多いのはブルベ夏です。
確かに、アパレルでもブルベ夏向けの色は多く扱われている気がしませんか?
反対に、一番少ないとされているブルベ冬の似合う色の服は、探すのが大変だという意見を耳にしたことがあります。
これは、パキっとした主張の強い色を日本人があまり好まない傾向にあるというのもあります。
ですが、ブルベ冬の人数が少ないことから、ブルベ冬向けの色を作っても売れないということなのでしょう。
少し脱線しましたが、話を戻しましょう。
日本人に一番多いとされるブルベ夏は、一体どのような人たちなのでしょうか。
ブルベ夏の人の特徴は、目はソフトな黒色で、白目と黒目の境目がくっきりしていません。
髪色は強すぎない黒色で、日本人に多い髪色です。
また、極端な色黒な人や極端な色白の人はいなく、やや青白い印象の肌の人が多いとされています。
そして、パステルカラーやシャーベットカラーなど、柔らかくて涼し気な色が似合います。
芸能人で言えば、浜辺美波さんや蒼井優さん、有村架純さん、広末涼子さんなどがいらっしゃいます。
透明感や清涼感を感じる人が多いですよね。清涼飲料水のCMが似合いそうな人ばかりです。
そして、黒髪の人が多い印象です。芸能人は見られる仕事なので、自分が一番よく見える方法をしっかり分かっているのでしょう。
日本人のパーソナルカラーで美人が多いのは?
美人の多いパーソナルカラーはあるのでしょうか。
イエベ春は可愛らしく、イエベ秋はエキゾチック、ブルベ夏は儚げで、ブルベ冬はクールで美人。
サロンでそんな説明を受けた人もいるかもしれません。でもこれは、あくまでイメージや、“そういう傾向がある”というだけの話です。
どのパーソナルカラーにもそれぞれ美人な人もそうでない人もいるでしょう。
それぞれのパーソナルカラーにはそれぞれの魅力があり、また、美人の基準も人それぞれです。
また、〇〇に美人が多い!と言ってしまうといらぬ争いやマウンティングを生むので、ここではあえて明言を避けておきます。
パーソナルカラーで一番モテるのは?
パーソナルカラーで一番モテるのは「ブルベ冬、ブルベ夏、イエベ秋、イエベ春」どれなのでしょうか。
“モテ”の概念の定義が難しいのでなんとも言えませんが、万人受けするのはブルベ夏やイエベ春かもしれません。
ブルベ夏に似合う色は爽やかな色が多く、清潔感が感じられます。
イエベ春の似合う色はビタミンカラーなど、見ているだけで元気をもらえる色が多いですよね。
どちらも、ぱっと見たときに違和感なく受け入れられやすい色だと思います。
婚活などの場ではブルベ夏の得意な、パステルカラーの服を着ていくと印象が良いという話もありますよね。
反して、イエベ秋の得意とする色は渋い色や落ち着いた色味か、深みのある強めな色がほとんどです。
そういった色は近年一部の人には人気があるようですが、若者はあまりなじみがないのではないでしょうか?
また、ブルベ冬が得意な色は主張が強く、ともすると「どぎつい」と感じてしまう色でもあります。
もちろんブルベ冬の人がそういった色を着れば似合うのですが、どうしても鮮やかな色は目に入ってきますし、強い印象を与えてしまいます。
ただ、これはその色を着ている人の“第一印象”にすぎません。
第一印象が大事なのは、大勢の中から興味を持ってもらう必要のある合コンや婚活パーティーでの話です。
普段の生活でモテたいのなら、大事なのはパーソナルカラーや何色の服を着るかということではなく、中身が大事なのではないでしょうか?
どの色の服を着ていてもあなたはあなたです。
パーソナルカラーはあくまで自分の魅力を引き出す方法の一つであって、これによってモテる度合いが大きく変わるかというと、そうではありません。
イエベ春が日本人に少ない理由は?
イエベ春が日本人に少ない理由はなぜなのでしょうか。
そもそもイエベ春が日本人に少ないかと言われると、そうではない気もします。
確かにブルベ夏は40パーセントと多いですが、イエベ春は23パーセントいます。
およそ4人に1人はイエベ春であるという計算なので、そこまで少ないわけではなさそうです。
では、なぜブルベ夏は40パーセントと他のパーソナルカラーより多くいるのでしょうか?
ブルベ夏の特徴は、ソフトな黒髪、コントラスト弱めの目、そしてやや青白さを感じる肌です。
ご存じの通り、日本人は黒髪が多いですよね。
でも、漆黒と言えるほどの黒髪は稀です。
これについては黒染めをしたことがある人は想像がつきやすいのではないでしょうか?
黒染めをした時、不自然なほど黒くなってしまった経験はありませんか?それはつまり、本来の毛はそこまで黒くない、ソフトな黒髪であるということなんです。
顔の周りを覆う髪の毛は、パーソナルカラーを判断するときに一番重要な要素だといわれています。
したがって、黒髪が多い日本人にブルベ夏が多くいても不思議はないのかもしれませんね。
ブルベ冬が日本人に少ない理由は?
では、ブルベ冬が少ないのは何故なのでしょうか。
ブルベ冬の人は真っ黒で艶のある髪が特徴です。
先述の通り、日本人は黒髪の人が多いですが、真っ黒ではなくソフトな黒髪をしています。
また、黒髪に見えても実は太陽にあたるとブラウンみを帯びているという人も多くいます。
真っ黒の髪の毛の人は意外にも少ないのです。
そして、ブルベ冬の人は肌がしっかりしていてピンクみがあるのも特徴です。
日本人の肌は白人や黒人に比べて薄いと言われています。
しっかりした肌で髪も真っ黒な人、確かに日本人には少なさそうですよね。
このように、ブルベ冬の特徴としてあげられるものは日本人で持ってる人は少ない為、ブルベ冬が少なくなるのは必然なのでしょう。