運動会といえば、我が子の晴れ舞台であり、子供が競技に奮闘している姿を見ると感動するでしょう。
でも、すべての子供が運動会を楽しみにしているわけではありません。
中には、運動会への参加を嫌がる子供もおり、親としては「休ませるべきなのか?」悩みますよね。
では、小学生運動会嫌がるときはどうしたら良いのか?適切な子供への対応方法を見ていきましょう。
小学生の子どもが運動会を嫌がるときはどうするべき?
子供も親も楽しみな運動会のはずが、子どもが運動会への参加を嫌がる場合があります。
うした場合はどうすれば良いでしょうか?
結論から言えば、まずは「子供のなぜ嫌がるのか?」理由をしっかりと聞いてあげることです。
このとき子供を「怒ったり、呆れたり」するのはNGです。
子供の運動会への「参加、不参加」よりも、このときに親がどういった対応を子供にするのかが重要であり、これが子供の将来に影響します。
パパやママとしては、せっかく子どもが走る姿を見られるのに、と思うかもしれません。
でもどうして子どもは運動会を嫌がるのか、一度立ち止まって考えてみましょう。
子どもが運動会を嫌がる理由は大きく2つに分けられます。
★1つ目は「走るのが遅い、運動が苦手」な場合です。小学生になると幼稚園や保育園の時とは違い、競争で順位が明確に付けられるようになります。
すると、運動が苦手な子は自身を無くす場合もあります。
運動会は大人数の前で走るので、苦手な姿を多くの人に見せることになるため、「行きたくない」と感じやすいのです。
★2つ目は「集団行動への苦手意識」です。運動会は整列や挨拶、順番待ちや応援合戦など、集団行動を行う時間が続きます。
コツコツ一人で頑張ることが好きな子は、運動会が苦手なのは無理もありません。
このように2つの理由に分けられますが、子どもはまだまだ子ども。
「どうして運動会に行きたくないか」をうまく大人に話せるわけではありません。
「無理に行きなさい!」と話すと余計に行きたくなくなるものです。
無理をさせるのは絶対にNGです。
苦手意識を克服するために一緒に走る練習をする、運動会が終わったら子どもが喜べるような楽しい日が待っている、などその子に合わせたケアをしましょう。
小学生の子供の運動会嫌いを克服させる方法は?
運動会を嫌がり、子どもが落ち込んでいる場合に親が出来ることはあるでしょうか。
小学生の子どもが運動会を嫌がるのは、羞恥心や苦手意識などが背景にあります。
つまり、心と身体がちゃんと発達している証拠です。
そこで、運動会嫌いを克服するコツをご紹介します。
★1つ目のコツは「楽しみながら運動をすること」です。動画サイトには、子ども向けの国内外の優良な運動コンテンツがたくさんあります。
一緒に家に居ながらでも楽しく運動が出来るので、一緒に動画を見ながらチャレンジするのはいかがでしょうか。
★2つ目のコツは「目標を作ること」です。今最下位なら1つ上の順位を目指す、運動会が終わったら好きなレストランに出かける、など目標を小さくて良いので設定することがおすすめです。
また、目標をクリアする喜びを知ると、運動会以外の苦手なことも励ましやすくなりますよ。
小学生の子供が運動会に行きたがらないなら休むのはアリ?
一生懸命サポートしてもやっぱり子どもが「運動会に行きたがらない!」そんな場合には親としてはどう対応すべきでしょうか。
こんな時は親としては色んな事を考えてしまうものです。
「先生にどう思われるだろう」「他の子は運動会に出ているのに」など、つい悪い方向に考えてしまうもの。
でも、大切なのは子どもの気持ちです。運動会にどうしても行きたくない、という場合は欠席を選ぶのも1つの方法です。
運動会と言っても通常の授業の日と同じです。
思い切って休んじゃうのも方法でしょう。
ただし、これからも苦手なことは学校生活の中で経験するものです。
テスト、マラソン大会、遠足…など苦手に感じることは他にもあるかもしれません。
毎回休みを選択するのではなく、頑張れるところまでは頑張ってみる、という選択肢も残せるようにしましょう。
子供に運動会を休ませたいときは?
子どもが運動会を欠席する場合、次のような対応が考えられます。
まず当日になって急きょ休むことになった場合、学校に速やかに連絡しましょう。
子どもがあまりにも行きたくなくてぐずってしまった場合、熱がある、体調不良であるなどとぼかした欠席するのも良いでしょう。
子どもの心が傷つかないようにサポートしてあげてください。
事前に欠席しそうな場合、予め担任の先生に相談をしておくのもおすすめです。担任の先生としてはなるべく子どもには出席してほしいものです。
でも先生からの励ましもプレッシャーに感じる子もいます。
運動会へ無理な出席を親としても望まない場合、先生にその旨も伝えておくようにしましょう。