夏雨が多いなぜ?気候の特徴は?夕方から雨が多い?ラニーニャ現象?

生活の知恵

夏になるとなぜが雨の日が多くなりますよね。

冬は雨が降らないのになぜ夏は雨の日が多いのか?

夏には梅雨の時期がありますし、他の季節に比べて雨の日が多い。

中でも夕方から雨の日が降るケースも珍しくありません。

お天気雨がふるのもほとんど夏ですよね。

このページでは夏に雨が多い理由について紹介しています。

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夏雨が多いなぜ?気候の特徴を紹介

梅雨の時期は、北のオホーツク海方面の冷たい高気圧から吹き出す冷たく湿った「寒気団」の風と、南側の太平洋高気圧から吹き出す暖かく湿った「暖気団」がぶつかり合います。

二つの異なる性質の風がぶつかり合うことで上昇気流が起こり、雲が発生します。

この雲が多くの雨を降らせるのです。

「寒気団」と「暖気団」は入り混じることなく、双方の境目に前線ができます。

これが「梅雨前線」です。

「寒気団」と「暖気団」の勢力はほぼ互角のため、梅雨前線はその場に留まります。

これが原因で梅雨の時期が40日前後も続くのです。

その場に停滞して、雨や雷、強風などの悪天候を招きます。

梅雨が明けても、夏は台風が発生するので雨が多くなります。

夏は海水の温度が高くなることで、南の海上で台風が発生しやすくなるのです。

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夏は夕方から雨が降ることが多いのはなぜ?

夏は夕方から雨が降ることが多いですよね。

これには理由があります。

夏の強い日差しによって、午後になると特に地面付近の気温が高くなります。

地面付近の気温が高くなると、上空との気温の差が大きくなり、上昇気流が起こりやすくなります。

上昇気流が起こると積乱雲ができ、夕方に雨を降らせるのです。

正午を過ぎたころから日没後数時間までの時間帯に発生するにわか雨や雷雨、集中豪雨を夕立といいます。

夕立は突風や雹(ひょう)を伴うこともあります。

アヤミさん
アヤミさん

確かに日本の夏って夕方からザーっと雨が降るケースって結構多いように感じますね。

降水量も季節の中でも多い方ですしね。

夏は積乱雲(せきらんうん)が多く見られますしね。

ちなみに積乱雲は雨や雷を発生させる雲のことです。

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夏に雨が多いのはラニーニャ現象が関係している?

ラニーニャ現象は西太平洋熱帯域の海面の水温を著しく引き上げます。

そして西太平洋熱帯域では積乱雲(せきらんうん)の動きが活発になります。

(ちなみに積乱雲は夏に見られる豪雨や雪に雷雨を発生させる荒っぽい雲のこと。)

気候変動を受けやすい日本はラニーニャ現象の影響によって夏の時期に太平洋高気圧が北に張り出し、気温が上昇するケースもあります。

これにより南(南、南東、南西)から湿った気流が流れこみ雨量が多くなります。

つまり日本の夏に雨が多いのは少なからずラニーニャ現象も関係しているということ。

中でも沖縄県はラニーニャ現象による影響が顕著にでます。

沖縄・奄美では南部から入ってくる湿った気流の影響を受けやすく、降水量(雨の日)が多くなる傾向があります。

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夏に比べて冬に雨があまり降らない理由って?

「西高東低の気圧配置」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。西高東低とは、日本から見て西に高気圧、東に低気圧がある気圧配置のことを言います。「冬型の気圧配置」とも言います。

日本の西側にあるシベリアなどの広大な平原地帯は冬になると、もの凄く気温が下がります。マイナス30度を下回ると言われています。

日本の西側で発生した空気は上空からどんどん降りてきます。

空気が冷却されることにより、西では強力な高気圧が発生します。

日本の北側には北極、南側には赤道があります。

北極付近の冷たい空気と赤道付近の温かい空気が交わる場所で低気圧が発生します。冬はこの低気圧が東側で発生します。低気圧は冷たい空気と暖かい空気を混ぜてちょうどいい温度にしようとします。そのため、東の低気圧はどんどん強力になっていきます。

これにより西高東低の気圧配置が生まれるのです。

西高東低になると、西の大陸から日本海を渡ってきたその冷たい風は、海上で水蒸気を蓄え、積乱雲を発生させます。これにより日本海側には雪が降ります。

一方、太平洋側には乾燥した風がやってきます。

日本海側で雪を降らせ水分を落とした雲は山を越えたあと、乾燥した風となるのです。

乾燥が続くと雨が降らない日が続きます。

ですから特に太平洋側において、冬に雨があまり降らないのです。

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夏と冬ではどちらが雨の日が多いの?

具体的に、2019年の東京の降水量で比較してみます。

夏の降水量は528.0mm(6月:225.0mm、7月:193.0mm、8月:110.0mm)です。

冬の降水量は134.5mm(12月:76.5mm、1月:16.0mm、2月:42.0mm)です。

このデータを見ると、雨が多いのは夏であることは明らかですよね。

日本海側は太平洋側に比べると冬でも雨が降りやすいですが、寒いので雪に変わります。

ですからやはり、雨が多いのは夏といえます。

クルミさん
クルミさん

確かに夏が多いですよね。

夏は梅雨や台風など気候の変動が激しいので過ごしにくいと感じている人も多いですね。

あと「通り雨、お天気雨」なども基本的に夏に見られる現象ですもんね。

逆に冬は実感としてほとんど雨が降らないような気がします。

外が乾燥しているから雲も出ませんしね。

空が一番きれいなのは冬だと思いますね。

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