夏が過ぎたら秋の季節が到来しますよね。
では、「秋はいつからいつまでなのか?」気になりますよね。
新暦の秋と旧暦の秋の月日は若干ですが異なります。
このページでは、秋の季節がいつからいつまでなのか?(暦の上では何月からなのか?)について解説しています。
また、旧暦の秋が期間や春夏秋冬の季節区分などについても解説しています。
秋いつからいつまで?
秋はいつからいつまでなのか?気になりますよね。
現在、秋の季節区分は9月~11月となっています。
鈴虫が鳴き始めたら秋、など秋の訪れを感じる瞬間がありますが、暦の中では秋はいつからいつまでなのでしょうか。
日本で使われている秋の区分は、気象庁が定めているものが広く採用されています。
気象予報や新暦での定義上では、秋は9月~11月です。
かつて日本では太陽暦ではなく太陰暦が使用されていました。
太陰暦は中国から伝来したもので、現在でも二十四節気という名残が残されています。
立秋、等の季語を耳にしたことはありませんか。
この旧暦の定義では、秋は8月8日頃から11月7日頃まで、とされています。
その年度によって若干日付が移動するので、あくまでもこのあたり、という定義です。
8月8日頃は立秋で、11月8日は立冬なのでその間が旧暦上の秋ですね。
秋は暦上(新歴)では何月から何月までを指すの?
結論から言えば、秋の暦上(新歴)は9月~11月です。
現在日本では太陽暦が採用されています。
太陽暦は新暦と呼ばれており、かつて使用されていた太陰暦である旧暦とは異なっています。
季節の区分も異なっているので、太陰暦を使っている地域とは季節の捉え方やお正月の時期も異なっています。
新暦の秋は気象庁も使用しており、9月から11月が秋です。
旧暦から新暦へ、日本が採用を変更したのは明治6年の1月1日からで、当時はとても混乱したそうです。
昔(旧暦)の秋はいつからいつまでだったの?
昔(旧暦)の秋は現在の8月上旬~11月上旬にあたります。
現在の暦は、古代エジプト時代に作られたグレゴリオ暦を採用しています。
これは太陽暦と呼ばれており、太陽の動きで1年が動いていきます。
一方、中国などで使用されてきた太陰暦は月の動きで1年が動いていきます。
日本では太陰暦の一種である、太陽暦と太陰暦が合わさった太陰太陽暦が明治時代のはじめまで使われていました。
旧暦、とはこの時に廃止された太陰太陽暦を指しています。
旧暦上での秋は、現在の8月8日頃~11月7日あたりです。
目安は立秋で、確かに8月も過ぎると日中は暑いままでも朝は涼しくなってきますね。
夏はいつからいつまで?
季節の区分には色んな分け方がありますが、ポピュラーな気象庁による区分では、夏は6月から8月です。
梅雨時期も夏にカウントされているのは意外に感じるかもしれません。
旧暦上の夏は立夏の5月6日頃から、立秋の8月8日頃までです。
ゴールデンウィークの天候の良さを考えると、初夏は確かに5月の印象もありますね。
テレビ番組の編成にはクール、と呼ばれる区分もあります。
ここでは夏は7月から9月です。
夏のドラマは夏休みの頃に流れるようになっているのですね。
冬はいつからいつまで?
吐く息が白くなったら冬を感じますが、冬はいつからいつまでと定義されているのでしょうか。
気象庁の区分では、冬は12月から2月とされており、冬の天候予報はこの期間の予報と決められています。
旧暦上では、冬は立冬の11月8日頃から立春の2月4日までです。
テレビ編成などに使われるクールでは、冬は1月から3月となっており、年明けから新しい番組が始まるように設定されています。
春はいつからいつまで?
桜がテーマの春の歌は多いですが、気象庁の定義上の春は桜の開花よりちょっと早い3月1日からです。
3月から5月までが春とされています。
テレビ番組の編成に使われているクールでは、「春の新番組」のスタートは4月です。
4月から6月までが春のクール、と呼ばれています。
最後に旧暦上の春は、立春の2月4日頃からですのでとても早く感じます。
立夏の5月6日頃までが春、とされており春節と呼ばれる旧正月もこの春の区分に入っています。
旧暦が使用されていた大陸方面では梅の開花を春と呼んだので、今の日本の季節感よりちょっと早いですね。