夏休みといえば膨大な宿題の量ですよね。
中でも読書感想文の書き方に苦戦する人(学生)も多い。
可能であれば、書きやすい本や小説を選びたいものですよね。
そこで、オススメなのが「友情系の小説」です。
では、読書感想文で友情系の小説をテーマにするのはアリなのか?
色々な人に意見を聞いてみたので、ぜひ参考にしてみよう。
読書感想文で友情系小説あり?
友情系の小説は良いと思いますよ。
変に難しい本を選択するよりも、自分が書きやすいと思う、小説をテーマにすると良いと思います。
大事なのは「あなたがその小説を読んでどう感じたか?」ですからね。
友情系の小説での読書感想文いいじゃないですか。
選択は素晴らしいと思いますよ。
実際に、わたしも過去に友情系の読書感想文を提出したことありますしね。
先生からの評価も良かったですよ。
読書感想文は絶対に自分が読みやすい本を選択するべき!
だから友情系の小説をテーマにするのは大賛成ですね。
自分が読みたいと思える本じゃないと、読んでいて疲れますし、執筆する際も結構苦労しますよ。
だから興味がある本をやるべきですね。
うんうん。
わたしも以前に読書感想文を書く際に、難しい社会問題をテーマとする本を選択したことあります。
めちゃめちゃ苦労しました。
だから絶対に読みたい本を選ぶべきです。
友情系の小説でも良いですよ。
ありでしょう。
上記の意見を参考にするなら、むしろオススメしたいくらいです。
読書感想文で友情を描いた作品を用いる学生の割合は高いと言えます。
中学生〜高校生の読書感想文で友情系小説本は書きやすい?
書きやすいです。
上記でも実際に友情系の本を読書感想文に選択した人も多いことがわかります。
友情系の小説や本はかなり評判なことがわかります。
なぜならテーマが身近な場合が多いからです。
働く大人などをテーマにしている作品は、共感することが難しく読書感想文にはあまり向いていません。
一方で、友情系小説は学生をテーマにしていることが多いので書きやすいのです。
読書感想文で書きやすい友情系小説のおすすめ本をいくつか教えて!
友情をテーマとした作品は多く存在するのですが、その中でも選りすぐりの小説本をいくつか紹介します。
一つ目『きみの友だち』(著:重松清)
様々な角度から友情について語る、連作長編です。
たくさんのユニークな人物が登場し、心揺さぶられる描写が多くありました。
人によっては人間関係を見直すきっかけとなるような深いお話です。
二つ目『The MANZAI』(著:あさのあつこ)
気弱な転校生•瀬田歩ががサッカー部の秋本に呼び出され、「一緒に漫才をやってくれ」と誘われるところから始まる物語です。
対照的な2人が、漫才を通じて成長していく様はとても微笑ましかったです。
三つ目『ドン・キホーテ』(著:セルバンテス 訳:牛島信明)
言わずと知れた名作です。
騎士道小背を愛する主人のドン・キホーテと間抜けな家来のサンチョ・パンサの珍道中を描いた作品です。
2人のすれ違いや勘違いが滑稽で面白いのですが、随所で垣間見えるまっすぐな友情に感動せざるを得ませんでした。
四つ目『キャプテンサンダーボルト』(著:阿部和重 伊坂幸太郎)
小学校の同級生だった相葉と井ノ原が、アラサーになり再会する物語です。
訳があり、しこりがあった2人ですが、世界の危機を救うために協力をします。
読んだ後には、男友達っていいなと思えるような一冊です。
読書感想文で友情系小説をテーマにする際の上手な書き方は?
読書感想文で大切なポイントは基本的構造をしっかりと守ることです。
見落としがちな点ですが、意外にもこれは大事です。
読書感想文で書くべきことは下記になります。
「本の紹介→心を動かされたこと→心を動かされたことから考えた自分の意見」です。
この流れに従うことによって、ある程度まとまりのある文章を書くことができるのです。
割合でいうと、「導入(1、2割)→あらすじ(2、3割)→感想(3、4割)→まとめ(1、2割)」といったところでしょう。
ぜひ参考にしてみよう。
読書感想文で先生が評価するポイントってある?
読書感想文の評価のポイントとは何なのでしょうか。
一つずつ見ていきます。
一つ目「誤字脱字の有無」
基本的な項目のため、あまりにも文法の間違いや誤字があった場合減点対象となるでしょう。
執筆が終わった後に、一度声に出して、読み返すのがオススメです。
二つ目「本の選び方」
友情系小説は描きやすく良い題材なのですが、あまりにも低い年齢向けの本を選ぶと減点対象になりそうです。
更に、異常に難易度が高い作品を選ぶことも良くありません。
内容を理解することができずに上すべりの文章になってしまうからです。
三つ目「単純に文章のクオリティ」
一番重要なところですね。
表現力や語彙力がものを言うでしょう。単調な文章を並べただけでは、良い評価を貰いにくいのはこのためです。