毎年、多くの被害をもたらしているのが台風(暴雨、暴風、落雷)です。
世の中には台風が嫌いという人は多いでしょう。
一部では台風が好きと言う人もいますね。
でも嫌いにせよ好きにせよ、その理由は人それぞれですよね。
ここでは台風への感想や恐怖体験を色々な人に聞いてみました。
また台風のデメリットや少ないとどうなるのか?についても紹介しています。
台風嫌いな理由は?
台風が嫌いな理由はシンプルです。
台風はとても怖いものであるからです。
私たちは台風により、多くの河川が氾濫して、家屋が流されたり、倒壊する映像を目の当たりにしています。
家屋だけではありません。
そうですね。
台風によりたくさんの人が犠牲になっています。
氾濫により洪水が起こり、押し寄せた水に溺れたり、強い風によって吹き飛んできたガラスや屋根が当たったりなど、台風は本当に恐ろしい自然災害なのです。
台風の日に出勤とかになったら最悪ですね。
豪雨や暴風の中で会社に行くことになるので、ストレスMAXですね。
しかも大体出勤途中で傘がバキバキに折れますしね。
いやっ帰りどうしたら良いの?って感じですよ。
まあ台風好きな人もいるみたいですけどね。
わたしは嫌いかな?
というか良いこと無くないですか?
台風の嫌なこと「電車は止まって遅延する、傘が壊れる、全身びしょ濡れ、化粧は落ちる」
本当に言い出したら切りがないですね。
このように台風に嫌な思い出がある人は非常に多い。
事実、台風が好きという人よりも嫌いという人の方が多いでしょう。
日常生活の中ではデメリットしかありませんからね。
台風で実際に起きた恐怖体験(被害体験)を紹介
2019年に発生した「令和元年東日本台風(台風19号)」では甚大な被害が発生しました。
大型で猛烈な台風に発達したあと、進路を北に変え、日本の南を北上し、大型で強い勢力で伊豆半島に上陸したのです。
4日にわたり、今までにないような記録的な雨が降り続き、関東や東北など1都12県に大雨特別警報が出されました。
広い範囲で河川の氾濫が相次ぎ、土砂災害や浸水被害が発生しました。大雨だけではありません。
暴風も吹き荒れたことにより、人的被害、家屋被害、電気・水道・道路・鉄道施設等のライフラインへの被害も多く発生しました。
この台風による川の氾濫を目の当たりにした人の体験談を紹介します。
台風で実際に体験した恐怖体験を紹介
最初は雨風も大したことはなく、いつもの様に何事もなく台風は過ぎ去ると思っていました。
ところが夜になると上流から避難勧告が出始め、どんどん河川の水かさが増していき、幾度となく非難するようにとの放送が流れるようになりました。
そして遂に氾濫が起こりました。近くの変電所が浸水したことにより電気がその後すぐに停電しました。
台風によって自分の家だけでなく、友人の家もホームセンターもスーパーも銀行も学校も、みんな浸水してしまいました。
それでも垂直避難で2階に逃げていたため、なんとか命は助かりました。自衛隊の皆さんがヘリで救助活動をしてくれました。
水は全然引かず、夜通しポンプ車で排水作業が行われました。
翌日になると、他県から救急車や救援物資をのせた車も来てくれるようになりました。
近くで多くの家が流されていく様子を目の当たりにしました。
台風が好きな人っている?
家に居る時であれば好きですよ。
なにか大きな事件が起こりそうな予感がしてワクワクしますね。
もちろん出勤する予定があれば最悪です。
要するに状況によるということですね。
わかりますね。
台風ってなんだか妙にテンションが上がりますよね。
多分アドレナリンが分泌しているからだと思うんですけどね。
人は生命の危機を感じると脳が興奮すると言われていますからね。
きっとアドレナリンが出てるんだと思います。
台風は一度にたくさんのものを奪ってしまう可能性のある、本当に怖い自然災害です。
それにもかかわらず、一定数台風が好きな人がいることも事実です。
台風は何が起こるか分からないので、人は恐怖を感じます。
台風が好きな人はその興奮状態を恐怖とは感じず、むしろ楽しんでいるのです。
デカ波の大好きなサーファーは、台風が来ると海に出かけます。
デカ波好きのサーファーにとって、いつもの海の波では物足りないのです。台風が近づいている時の海の荒波がたまらないのです。
また、あまり深く考えない人にとっては、単に学校や会社を休めるので台風が好きという人もいます。
台風のデメリットって何?
台風のデメリットは、本当にたくさんあります。
「令和元年東日本台風(台風19号)」のように、多くの人や家屋、町を襲う可能性のあることが、何よりも恐ろしいです。
ここまで大きな台風でなくとも、やはり家にはダメージを与えます。屋根瓦が飛ばされたり、窓ガラスにひびが入っただけでも補修をしなければなりません。
交通機関の乱れ、もしくは運休になると、多くの人に影響します。運休になれば多くのお店や会社も休みになり、売り上げにも影響します。
電気や水道などのライフラインが止まればいつもの生活はできなくなります。
台風は「百害あって一利なし」と言ってもいいくらい、デメリットだらけの、本当に怖い自然災害なのです。
台風が少ないとどうなるの?
実は台風にはデメリットがあると思いきやメリットもあります。
それは圧倒的な雨量です。
台風の雨量はすさまじくダムの貯水槽を満タンに出来るほどの雨量があります。
実際に短時間でタムの貯水槽に5千万トンもの水を食べることができます。
実は台風は甚大な被害を出す一方で水不足の解消にも役立っています。
また台風のかき混ぜ効果によって海の生態系の維持に役立っているのも事実。
一見、自然現象は人間にとって害悪に見えますが、ちゃんと自然界に恩恵ももたらしているのです。
確かに台風はデメリットしかないです。
でも、それはあくまでも“人間にとっては“ということなのでしょうね。
自然現象には意味があり、台風でさえも何かしらの恩恵を自然界に齎しているものなんですね。