毎年、台風は甚大な被害を齎していますよね。
家の倒壊もその一つです。
台風が直撃していると”いつまでこの恐怖が続くのか?”と不安になる人も多い。
そこで台風が怖い時の心理や状況などについて紹介しています。
また台風シーズン期間や台風が少ないとどうなるのか?などについても解説しています。
台風怖いときは?
台風はとても怖い自然現象です。
台風で特に怖さを感じるのが、強烈な雨と風です。
強烈な雨と風が恐ろしいものであることは事実ですが、その恐怖の度合は環境によってとなります。
古い一軒家に住んでいる人は、強烈な雨や風により、家がこのまま潰れてしまうのではないか、ガラスの破片が飛んでくるのではないか、と不安になります。
特に古い一軒家の雨戸は、強烈な風が吹くとガタガタと音を立てるので、より一層不安を煽るのです。
不安なのは古い家に住んでいる人だけではありません。大きな川の近くに住んでいる人は、氾濫が起きてしまうのではないかと不安になります。
我が家は台風が来ると家が倒壊するほど、揺れたりするので怖いですね。
停電なんて日常茶飯事ですよ。
もう本当に嫌になりますね。
知り合いですが、屋根が吹き飛んだなんて話もありますしね。
わかります。
台風が来ると家が揺れるし、窓ガラスはガタガタ言うし・・・でも意外と大丈夫ですよ。
もっと怖いのが台風による洪水とか土砂崩れです。
台風がきたくらいじゃ家は壊れません。
でも洪水や土砂崩れの方が怖いですね。
台風が怖いと感じる心理って何?
台風が怖いと感じる心理は、過去のトラウマが原因です。
例えば2018年7月に起こった「西日本豪雨」では、九州・四国・中国・近畿・東海地方の11府県に大雨特別警報が発表。
各地で同時多発的に河川氾濫による浸水や土砂崩れが発生しました。家屋被害は損壊・浸水を含めると50,000棟近くに達しました。
死者・行方不明者は245人でした。
その翌年に起こった「令和元年東日本台風」では大雨が降り、非常に広い範囲で中小河川も含めて洪水が相次ぎました。
この台風でも相当な家屋の被害や人的被害がありました。
人はその当時のニュースや映像を覚えていて、その当時の状況がトラウマとして蘇るのです。
台風が怖いから眠れないときの対処法は?
寝ていて起きたら台風が去っていたというのが理想ではありますが、眠れないのに無理して寝ようとする必要はありません。
場合によっては、寝ていて逃げ遅れてしまうという可能性だってあります。
眠れないときは無理に寝ようとせず、リラックスできる方法で過ごしましょう。
少し大きめの音量でお気に入りの音楽をかければ、雨風の音も今までより気にならなくなります。
好きなゲームをして過ごしたり、SNSで人と繋がるのもよいでしょう。
そうした時間を過ごしているうちに眠気が襲ってきて、自然と眠れるようになるかもしれません。
台風で家の倒壊を防ぐ対策って何かある?
浸水対策として、自分で出来ることは、土のうを作ることです。
材料はホームセンターで簡単に調達することができます。
玄関前のスペースなど、水が流れ込みそうな土地の低い場所に並べることで、一定の効果があります。
特に大事なのは、定期的な家のメンテナンスです。
台風が来るときになって、急に出来ることはそんなにありません。
特に築数十年の住宅の場合、経年劣化で屋根が飛んだり、吹き飛ばされやすくなっています。
また、屋根の防水シートの劣化やひび割れなどから雨が入り込みやすくなっています。
劣化のチェックとメンテナンスを平常時にしておくことが大切です。
台風シーズンいつまで?
一般的に台風シーズンは7月~9月までと言われています。
7月に徐々に台風の発生件数が増えていき、8月にピークを迎えます。
そして9月に入ることには徐々に落ち着いていきます。
ですが、これはあくまでも一般的なデータです。
6月や5月に台風が発生して日本に上陸することもあります。
ちなみに2020年は比較的に台風が少ない年でもありましたね。
台風発生はニュースでも報道されるので家の倒壊を防ぐためにも予め対処しておくことが大切です。
台風が少ないとどうなるの?
台風は「家の倒壊、土砂崩れ、自然破壊」など様々な被害があります。
もちろんこれ以外にも甚大な被害が出ていますよね。
落雷による火事や大雨による洪水などもその一つです。
一見台風が少ないことでメリットしかないように感じます。
ですが、台風が少ないと水不足になります。
つまり台風は水不足を解消しているのです。
台風の大雨はダムの貯水率を上げ、短い時間で200ミリ以上の大雨が満遍なく降るのが台風です。
ダムの貯水量を短時間で5千万トンも貯水することが可能です。
それくらいの雨量なんです。
つまり台風は水不足に大きく貢献しています。
台風がすくないと水不足になってしまうんですよ。
また台風のかき混ぜによって海の生態系が守られているなんて話もありますね。
沖縄の台風が一番怖いって本当?
沖縄には住んでみたいけれど、台風が多いし、沖縄の台風が怖いってイメージがありますよね。実際はどうでしょうか?
日本は島国です。回数で言うと沖縄に一番台風が多いことは事実ですが、日本中のどこで台風の被害が起きても不思議ではありません。
日本中どこでも台風が怖いのが正解であって、沖縄の台風が一番怖いということはありません。
沖縄は昔から台風が頻繁に来ることから、ほとんどの建物が鉄筋コンクリート造りで、頑丈に造られているのです。
また、飛来物から窓ガラスを守るための格子が取り付けられている家も多く、他の地域よりも実は安全かもしれません。