学校の卒業式って出席するのが面倒に感じてしまうことってありますよね。
卒業式に出なくても卒業自体は出来ますからね。
事実、学校の卒業式があるのだけ、もし休んだとして、休む選択による後悔について知りたい学生もいます。
では、卒業式に行かないと後悔する理由や行かない(欠席者)の割合を見ていきましょう。
卒業式に行かないと後悔する6つの理由!
卒業式の雰囲気を二度と味わえない
不参加のデメリットは「卒業式の雰囲気」を味わえないという事です。
学生として卒業式に参加するのは人生の中で限られた回数しかありませんからね。
その卒業式の雰囲気が味わえないのが後悔に繋がります。
もちろん、リモート参加の卒業式があれば、それでも良いでしょう。
しかし、実際にはリモート参加の卒業式は一般的に浸透していない為、「卒業式の雰囲気」を肌で感じるには現地に出向くしかありません。
成人式や誕生日と同じく、自分の中で何か節目を確立できる契機が式典の意義になります。
将来「行けばよかった」と後悔する
長い人生の中盤以降で、思い出として行っておきたかったな、行けばよかったかなと後悔することも多い。
ただ、それが強烈な後悔かと思うと、そうではないでしょう。
けじめや節目として、ほぼ大半の人間が経験することをしなかった、ある種、人生のごく一部が欠損した感覚は残るという意味での後悔です。
それは、そのときになってみないと痛みがあるのかどうかは分かりません。
卒業式を休むことで孤独感を覚える
高校に限らず卒業式という大きな節目に参加しないことで周りの友達やその他のクラスメイトと大きく離れてしまい、孤独感を感じる人もいます。
ここで最後のクラスメイトの顔合わせとなりますよね。
それぞれが別々の道を歩んでいきこれから先に二度と会うこともない人も中にはいるだろうし、明日にはまた遊ぶ友達もいます。
これが最後だと思ったら行かないデメリットになり得ると感じます。
先生やクラスメイトと最後に会うチャンスが無くなる
仲のいい友達には卒業式に出なくても会えますが、先生やクラスメイトとは最後に会うチャンスになるでしょう。
そこを逃すとなかなかの感謝の気持ちを伝えたり、連絡先を交換したりする機会はありません。
3年間共に過ごした先生や仲間にしっかりと挨拶をできずに高校生活を終えるときっとモヤモヤが残ってしまうことになります。
過去の写真を見返したときに自分が居ない
後悔となるかどうかは自分の生き方次第ですが、過去の写真を見返したときに卒業式の写真がないのは大人になって後悔が生まれるものです。
同窓会で卒業式の話ができないとか思い出の部分と、あと式で区切りを感じられるというのもあります。
ダラダラと知らないうちに卒業してたわという感じにならないためにも、卒業式に出て、これから新しいスタートだという切り替えがしにくいでしょう。
卒業式に出ないことで学生時代の区切りをつけられなくなる!
卒業式は同時に学生時代の終了であり、区切りです。
つまり「ゴール」なのです。
頑張ったけどゴールできずに途中棄権と言う感覚になり後悔するケースも多い。
もちろん、生徒自身に目立った後悔はないことも多い。
学校の卒業式を休んだら(欠席したら)後悔する?
卒業式を休んで後悔するのでしょうか。
結論から言えば「大人になったときの後悔するケースが多い」です。
やり直したいと思ってもやり直せないイベントだからです。
卒業式は3年間共に過ごした仲間、先生、学校、そして両親に感謝の気持ちを伝えられる絶好の機会です。
卒業式だからこそ伝えられる言葉もあります。
それらを逃してしまうとなかなか会うチャンスや伝えるチャンスが巡ってこないです。
その当時は出ても出なくても個人の自由だし、出ても意味ないんじゃないのと思うかもしれません。
ですが、出たら出たで、卒業式の日に、なぜかつらかったこともいい思い出に思えるとか、嫌いだった先生に会えなくなるのも寂しいとか、思うこともあるでしょう。
卒業式マジックのようなものがあるので、それを経験していないということに大人になって気づいたときに後悔するケースも多いですよ。
もちろん後悔に気づくまでは時間が要するしますが、長期的に考えると大きな後悔をするのではないでしょうか。
確かに卒業式に行かずそのまま卒業してしまったら、休んだその時はきっと休みたくて休んだのでしょうから、気持ちはいいです。
ですが、大人になり社会人として働き出してから数年し、社会が嫌になった頃に気持ちが沈んだ時に、色々とを思い出していく中で学校での最後の思い出がないというのは辛いでしょう。
卒業式は人生の節目であり、大学に行かない、就職する場合は人生で最後の公式の卒業式です。
そこに行かない訳ですから、行かない理由もあるはずで、そういった高校生活を過ごさざるを得なかったことが、そもそもの後悔の根幹にあるのです。
つまらない高校生活だったな、やっぱりそうだったか、と確認するだけでも、踏ん切りがつくと思いますので行ける人は行った方がいいでしょう。
卒業式を休んで後悔しない場合もある?
卒業式を休んで後悔しない場合もあるのでしょうか。
結論から言えば、卒業式を休んで心残りにはなっても後悔はしない人も多いです。
卒業式のクラスや先生との別れなど、その時には大切な思い出になるだろうけれど、大人になって高校や中学の卒業式のことをずっと覚えている人の方が少ないです。
短期間は、同級生と卒業式のことを語れなくてちょっと疎外感を感じるかもしれないけれど、ホントに短期間だから。
そもそも学校の卒業から始まる大人への時間は、卒業からの方がいろいろドラマもあって大変だから、卒業式のことは覚えていない人も多い。
でも、それは理由に寄るケースもあります。
例えば、当日の発熱などの病気による欠席、法事、同級生が嫌い、があり集団行動を出来るだけ避けたいと思っていた場合、という様な卒業式を欠席する理由は様々あります。
これらの理由は自分の意思に関係のない不可抗力によるものなので、例え欠席しても将来的に強い後悔は残らない筈です。
ただ、友人との遊びや気が向かないからといった理由で欠席すれば、将来的に誰かの卒業式のエピソードを聞いた時に後悔する可能性があります。
逆に後悔せず、「卒業式を欠席した」という独自のエピソードを強みとして持つ人もいるかもしれません。
ですが、親が楽しみにしているだろうという意識は高校生にもあるだろうから、先々、親に悪いことをしたなと悔やむかもしれない。
親が子供も卒業式に出れるラストチャンスの人もいるだろうから、子供としてはそれを申し訳なかったと後々後悔するかもしれない。
ただ、そういうイベントって何か思いもがけない縁が繋がったりもするので、出ておいても損はないでしょう。
学校の卒業式に行かない人の割合ってどれくらい?
学校の卒業式を自主的に休む生徒は0~1割くらいです。
中学と高校では卒業式に休んだ人は計1人でした。
卒業式に出席しない学生は一名でした。その方は病院で療養している方でした。
学期が始まってから顔を合わせた事はなく、度々ホームルームでその方に向けたメッセージを書く時間が設けられました。
そのため、会ったことは無くとも卒業式の際には「出席できなかったんだな」というその方へ向けた思いを持っていました。
卒業式に出席しなかった人の事へ思いを巡らせる場面が出席者にはあります。
自主的に卒業式を休む生徒は0人でした。
自主的に卒業式を休んだ生徒は居なかったです。
ほとんどいなかったと思います。
病欠とかそういった公休的な休みの人はいたのかもしれません。
意図的に、嫌で来なかった人はいなかったと記憶しています。
問題児の友達でも、紫の学生服をわざわざ新調して会場に来ていました。
もちろん、それでは中に入れて貰えず大騒ぎになっていましたが、それでも来てよかったと言っています。
卒業式を休む生徒は多くても1割。
小学生から高校までの区間で計0人~3人くらい
卒業式の計3回は休んでいる人はいないと思いますよ。
私の周りでは、幸いな事にいじめなども全くなく全員が仲がいいわけではなかったです。
でも、少なくともいがみ合ったりしている人はいませんでしたので、卒業式への欠席者がいなかった大きな理由になっていると感じます。
卒業式を欠席した生徒はいませんでした
私のクラスでは卒業式に欠席した生徒はいませんでした。
他のクラスでもほとんど全員が参加していたように思いますし、普段欠席しがちだった生徒も卒業式はしっかり顔を出していたように思います。
また進学先が決まっていない生徒や浪人することが決定してしまった生徒も、そんなことを感じさせず、堂々と出席していました。
卒業式を欠席した学生は過去に見たことない
卒業式の欠席者はほとんどいなかったと思います。
不登校で普段出席してなかった生徒であっても、卒業式には来てました。
来なかったのは、もうすでに海外の大学に進学する子が、その大学のスタートが3月だからとかいう稀なケースで出席しないことはありました。
でも、それ以外では記憶にありません。
むしろ私の時代は卒業式に行かないという選択肢がなかったのではとさえ思います。
高校の卒業式は大学受験の兼ね合いで2割~3割くらいだった
高校の卒業式は大学受験の兼ね合いで40人くらい欠席してました。
大体ですが、40人くらいはいたと思う。
というのは、大学受験と重なっていたので。
また、既に引っ越しという人もいたと記憶しています。
まだまだバタバタしている真っ最中といったところで、確か私も大学受験の日程によっては出れない、という感じでした。
進学校だったので、大学受験関連で卒業式に出れなかった生徒は多かったように思います。
卒業式を休む学生(中学生や高校生)の理由って何?
学校の居心地が悪くて休む
学校が嫌いな生徒は、卒業式の日は清々しいという人もいます。
なので、卒業式を休む理由は、嫌がらせや通院、法事等の仕方ないものとそうでないものがあります。
私からしてみれば、一般的に参加することが普通の行事に参加できないという事は、本人にしか分からない「何かしらの事情」がある場合もあります。
行かない選択が悪とは言えないでしょう。
学校自体が嫌いだった
理由は様々でしょうが、学校が嫌いだったという人も居ます。
人生観として学校生活自体が合わなかった人も居るでしょう。
学校生活が苦しくて、居心地が悪くて、卒業式や学校生活からエスケープした人もいるのかもしれません。
病気や家庭の事情で休む
病気やケガの理由で行かなかった人もいるでしょう。
今の世の中では、もしかしたら家庭の事情などの理由のこともあります。
自主的ではないものの、病気だったり、家庭の事情だったり、やむを得ず休む人も少なからずいるでしょう。
学校での人間関係が上手く行かなかった
やはり友達が原因で学校生活が満足に送れていなかった生徒は思い出も嫌な思い出しかない人もいます。
それが大きな理由として分類されるでしょう。
他に理由があるとするならば、逆に不良グループの連中等は、行かないことを美徳とし仲の良いグループメンバー全員で別で卒業式という名の何かをしているから行かなかった理由になることも。
学校の先生やクラスメイトの顔を見たくない
学校が嫌でたまらなかった生徒が卒業式を休むのではないかと思います。
いじめにあっていたり、友達とうまくいっていなかったり、教師といざこざがあったりなど嫌な思い出しかない生徒は卒業できることに清々しているでしょう。
わざわざ式に出席して顔を合わせたり、周りの目を気にしなければいけない状況に足を踏み入れないと考える生徒もいます。
学校がつまらない
そもそも高校生活がつらかったとか、不登校だったし、卒業式に出ても別に別れを惜しむ友達もいないしなという人が多いのかなとは想像します。
もしくは卒業式の期間がまだ大学受験が終わっていない子もいます。
その点で勉強の時間が惜しいとか受験にナーバスになっている人ももしかしたら欠席する可能性があるのでしょう。
環境の変化でやむを得ずに休む
環境の変化でやむを得ず休む人もいます。
★大学受験★引っ越し★浪人したので恥ずかしい上記のような理由で休む生徒もいますよ。
卒業式という式典自体が嫌い
卒業式という行事に反対式典という式典が嫌いな人もいます。
★団体行動が嫌い★長時間じっとしていられない★卒業式の形式的なものが退屈だから行かない★卒業式の晴れがましい雰囲気がが嫌い★他の学生と違うことをしたいこのように形式的なものを嫌い卒業式に出ない学生もいます。
高校や中学校の卒業式に親は「行く・行かない」どっちが一般的なの?
高校や中学校の卒業式に親は「行く・行かない」どっちが一般的なのでしょうか。
結論から言えば、親であれば、子どもの晴れ舞台を見たいわけですから「行く」が多数派です。
我が子の卒業式含め各行事の全てに参加できるものならしたいと思っている親も多い。
全ての親がその限りではないにしろ、そう思っている人が大半であれば、行く派が多数といえます。
高校はなかなか親も参加できるイベントがありませんし、行事ごとや参観日も来なくていいと言われがちです。
唯一、卒業式が親として胸をはって参加できるイベントです。
特に中学までだと7割~9割くらいの親御さんが出席するでしょう。
高校に上がるともう義務教育ではないので、親は欠席でも学校に連絡もしなくていいのです。
でも、やはり最後の仕上げというか、親にとっても親としての卒業式のような気持ちの人もいるでしょう。
実際、子供を無事高校卒業まで育て上げるのは本当に大変なことですから、卒業式への親の参加も多い。
大学に進学する生徒もいますが、そうでない生徒もたくさんいますからね。
そうなると人生最後の卒業式になるので、親も必ず駆けつけるのではないでしょうか。
せっかく高い学費を払ってわが子を通わせたのに、親だって子供の晴れ舞台や自分が頑張ったんだという卒業の気分を味わいたいものなのです。
自分の子が「来てほしい・来てほしくない」は別として、高校生の親としての自分の卒業式だぐらいの気持ちで参加したい親も多いです。
また、中学や小学校の場合だと、ほとんどの生徒の親は、行くとか行かないとかの概念はなく、行くことも公式行事として当たり前のことだと思っています。
故に「行くのが面倒だな、でもしょうがない」くらいで参加する親もいるでしょう。
もしいるとしたら「行きたくないけど、行かないと怒られるな、まずいな」という捉え方をしている親御さんもいます。
ただ、他の親との人間関係が良好でない場合は、本当は行きたくても「行かない」を選択するかもしれません。
親が卒業式に行く目的は子どもである為、仮に子が不参加ならば欠席するでしょう。
また、卒業式は当人である子どもの為に行われるものです。
親は出席する子どもが来て欲しければ来て欲しいと伝え、親が行く気があるなら来てもらえれば成り立ちます。
両親共に来れるかは各家庭によりますし、それによって「行かないではなく、行けない」というケースもあります。
結果的に、行かないというのは、自分の子供の成長を間近で見ていれば、なかなか出てこない選択肢ではないでしょうか。