今回、NHK放送の「綾瀬はるかのふくしまに恋して」という番組では、青べこ(青海波べこ)について紹介していましたね。
一般的に「赤べこ」を見る機会はありますが、「青べこ」を見る機会はなかなかありません。
それもそのはずで、「青べこ」が作られたのは2011年以降のことで、意外にも最近なのです。
「青べこ」にはどんな意味や歴史があるのか?
そこには、ある悲しい災害が関係していました。
ここでは、青べこに関する「意味、歴史(由来)、買える販売店」について紹介しています。
青べこ(青海波べこ)の意味は?
青いべこは2011年の東日本大震災のあとに製作されています。
東日本大震災といえば、津波によって多くの被災者が出ましたよね。
青べこ(青海波べこ)の色や模様を見ると波や海を連想できますよね。
この模様には創作者の願いが込められています。
青べこの発案者である西会津町の赤べこ工房に務める早川美奈子さんが「人を恐怖に陥れる波ではなく、穏やかで生活に恵みをもたらす海になってほしい」という人々の意味が込められています。
「波模様は幸福(好機)、海の色は恵み」を意味しています。
また、青べこ(青海波べこ)の絵柄に描かれている水は清める意味を持ち、好機(幸福)が波のように途切れること無く訪れることを意味しています。
つまり、青べこ(青海波べこ)は人々の幸福を願う意味が込められているのです。
波模様なのは、恐怖ではなく「幸福が波のようにいつまでも続いていく」ということを意味しています。
青べこ(青海波べこ)の歴史は?発祥起源の由来について紹介
実はこの青いべこは2011年の東日本大震災のあとに生まれました。
「あの日を忘れてはいけない」という思いで、西会津町の赤べこ工房に務める早川美奈子さんという人が作成したものです。
もともとこの工房では「赤べこ」が作られていましたが、東日本大震災後に青べこが作られています。
青べこ(青海波べこ)の模様には波が描かれていますが、発案者である早川美奈子さんのよると「当時は青べこの模様が波を意味しているなんて言えなかった・・・・」と言っています。
「被災した人にとってはつらい思い出を甦らせることになるかもしれない」という懸念が早川美奈子さんには会った彼です。
ですが、被災された人が早川美奈子さんの作った青べこを見に来るようになったときに、「自分の周りにある海ですね」と言ってくださったそうです。
その言葉に早川美奈子さん自身も救われて、今でも誰かのためになるのであれば、という気持ちで「青べこ」を製作しています。
青べこ(青海波べこ)はどこで買える?売ってる販売店を紹介
青べこ(青海波べこ)はネット通販で購入することができますよ。
もし綾瀬はるかのふくしまに恋してを見て「欲しい」と思った人は、ぜひネット通販での購入を検討しましょう。
もちろん、直売店である「野沢民芸(あかべこ工房)」が福島県耶麻郡西会津町にあるので、そちらで買うこともできますが、なかなか福島県内の人でもいけません。
なので、もし青べこ(青海波べこ)が欲しい人は、ネット通販で購入しよう!
青べこ(青海波べこ)意味や歴史は?販売店どこ?ふくしまに恋して~まとめ
今回、NHK放送の「綾瀬はるかのふくしまに恋して」という番組では、青べこ(青海波べこ)について紹介していましたね。
この番組では、女優の綾瀬はるかさんが、色々な地方に行き土地の情報を紹介する番組です。
今回、取り上げられた「青べこ」には、東日本大震災によって被災した人々への幸福を願う意味が込められていることがわかりましたね。
ちなみに、これは西会津町の赤べこ工房に務める早川美奈子さんが発案者になります。
もし「青べこが欲しい」と思った人は、ネット通販で売っているので、ぜひ買ってみよう!
あなたの祈りを聞き入れた青べこが、東日本大震災によって今だ被災して生活を立て直している人を幸福に導いてくれることでしょう。