部活動で出会った仲間は一生の友達だと言う人もいますよね。
これって本当なのでしょうか。
正直、一生の友達と言われてもピンとこないことも多いでしょう。
そこで、このページで部活の友達は一生の友達なのか?疑問を解説しています。
また、部活の友達が一番長続きするのか?についても疑問を解説しているので、ぜひ参考にしてみましょう。
部活の友達は一生の友達なの?
あんなに3年間濃い思い出を共にしたと思ったのに、大人になって10年以上たった今、連絡を取り合う仲の部活の友達はほぼいません。
それよりも社会人になってから趣味で出会った人たちとの方が会う機会は多いです。
進学・就職でそれぞれ別の道を歩んだ先は、SNSでぼんやり近況を知る程度でそんなに深い仲が続くことは珍しいかと思います。。
一生の友達になることもあります。
苦しい練習を耐え抜き、大会を頑張った、そういう経験は人生の中で決して色褪せることはありません。
その時を共にした仲間は絆が深いと思います。
一生の友達、というのはなかなか難しいとは思いますが、そういう経験があるからそこ一生の友達になれた、そういう人も世の中には沢山いると思います。
僕は一生の友達ではないと思います。
進学したり、社会人になったりすると、また新しい人間関係ができてきますし、部活の友達と関わることは仲良しな関係でない限り、一切無いと思います。
部活の友達は学生時代の部活の時間という、限られた時間での関係性になってくると思いますし、一生付き合っていく友達としては考えなくて大丈夫だと思います。
私は吹奏楽部でしたが、同じパートだった人とは15年以上たった今も連絡を取り合ってタイミングが会えば会う仲です。
もちろん疎遠になった人もたくさんいますが、やはり学校での活動において授業以外のほぼ全ての時間を一緒に切磋琢磨して過ごしたので、かなり仲は深まりますし、連絡はとったりしていなくても会えば話すことはたくさんある人ばかりです。
部活の友達が一番長続きするって本当?
私の場合は違いました。それは部活への取り組み具合と比例すると思います。
部活に力を入れていたのであれば、苦楽を共にしていた仲間という理由から深い絆が生まれ、それが一生の友達になることもあるかと思います。
私の場合、部活はほどほどサボっていたので、どちらかと言うと各部活のサボり癖のある人達とは今でも交流があります。
軽音部でパートが同じだった人が同じ学年に2人(私を合わせて3人)いたのですが、2人ともクラスも同じでかつ3人とも浪人して予備校まで一緒だったので、部活動の友達が一番長続きするかを判断するのは私には少し難しいです。
ただ、軽音部はパートごとの繋がりは強いので同じパートの人とは何年経っても定期的に集まったりしていると思います。
僕はそうは思いません。
結局皆、その部活が好きだから集まったもの同士で、自ら選んだ進路の先で出会った人との方が長続きすると思います。
部活の友達との共通の話題はほぼ部活のことしかなく、悲しいことに時が立てばだんだん部活のことなど記憶から薄れてしまいます。
特に就職して勤務地がバラバラになれば頻繁に会うことも難しく、徐々に疎遠になるのがよくある話です。
共に同じチームで戦った仲とか、力を合わせて苦難を乗り越えてきた仲という面では、絆は深くなるかなとは思いますが、実際に一番長続きする友達が部活の友達とは限らないと思います。
一番長続きする友達は、自分が気負いすることなく関わることができて、お互いに一緒にいて居心地が良い友達が本当に長続きする友達かなと思います。
よって、一番長続きする友達が部活の友達というのは本当ではないと私は考えます。
部活の友達が一生の仲間になる理由って何?
学生生活の中で一番苦楽をともにするから
なんのために学校に行くかと聞かれたら、勉強のためと答えるより部活のためと言う学生は多いのではないでしょうか。
10代の短く濃厚な時間の中で出来た仲間はかけがえのない存在です。
楽しかったこと、悔しかったこと、部活動に情熱を注ぐ中で経験した全てのこと。いつも周りには同じ部活の仲間がいて、支え合って過ごしてきました。
そんな思い出を共有する間柄なのですから、進路が違って中々会えなくても一生の心の友と呼べる存在になるでしょう。
苦楽を共にしているから
日々の苦しい練習に耐え、嬉しい、悔しい気持ちを分かちあった仲間、というのは大きいです。
社会人になるとなかなか3年という大きな期間で同じメンバーで苦しい思いをしながらも、という経験があまりないでしょう。
だからそこ部活動という短い期間は輝き、色褪せることなく心の中に居続けるのです。
そこで出会った仲間も一生忘れることはないでしょう。
授業を除けば部活動は学校での活動の大半を占めるから
朝練のために早くから学校に行って授業を受けて昼休みも部活動の仲間とミーティングをしながら昼食をとって放課後は帰りなさいと言われるまで練習しますよね。
土日は朝から晩まで時間の許す限り練習をしますよね。
休みの方が少ないくらいほとんど毎日顔を付き合わせて一緒の時間を共有すると、嫌でも色々な話をして言い合いをしたり仲直りしたりして過ごすと、気づけばなんでも話せる仲になっているからです。
成長過程の貴重な時間を過ごした仲間だから
学生時代の限りある部活での時間を共に過ごし、チームメイトとして共に苦難を乗り越えたり、部活を楽しんだりすることで、自然と見えない絆を築くことができるので、部活の友達が一生の仲間になるのです。
大人になるまでの貴重な時間を、共に過ごした仲間だからこそ、分かりあえることもあると思うので、一生の仲間になるのでしょう。
学生時代の友達が一生の友達って本当?
必ずしもそうではないですが、そういう人の方が多い気がします。
社会人になるとなかなか新しい出会いというものがありません。今はビジネスライクな付き合いが多いので尚更です。
趣味の話、勉強や先生の愚痴、いろいろな話題でざっくばらんに話せたからこそ素が見せられる、そういった友達は学生時代の方が作りやすいのでそうなるほではないでしょうか?
高校、大学と友人に恵まれてきたので学生時代の友達が一生の友達だとは自信を持って言えます。
高校のクラスメイト、部活動の友人、サークルの友人、大学の同じ学部の友人と、全て少なくとも一人は今も連絡を定期的にとる友達がいます。
学生時代はやはりコミュニティ自体が小さく拘束される時間が長いため必然的にかなり同じ時間を共有するということが長く続く要因だと思います。
小中高大のどこで出会った友達をとっても、学生時代に出来た友人関係は特別なものです。大人になってからは出会う友人を自分で選べますが、学生時代の友達は出会えた縁が全てです。
その学校を選んだから、たまたま同じクラスになったからなど、学生時代は意識せずともコミュニティに属せましたが、大人になってから「偶然」で友達ができることは滅多にありません。
学生時代の友達は一生の友達だと私は思います。
思春期という大人には分からない複雑な時代を、共に支え合い共に過ごしてきた友達だからこそ、大人になった現在も気兼ねなく悩み相談ができたり、笑いあったりすることができます。
学生時代の友達は、久しぶりに会っても久しぶりに会った感じがせず、心の中から共に過ごす時間を楽しむことができるので、私は一生の友達だと思います。
学生時代に出会った友達と疎遠になることってある?
あります。
社会人になると予定が合わせずらく会う機会がどんどん減っていきます。
仕事が忙しくなり、メッセージの返信が遅くなっていって、いつの間にか放置、などそういうことが重なると、連絡すること自体が億劫になり、そこからどんどん疎遠になるということが多いです。
また、社会における立ち位置も人それぞれ変わるのでそれもあるかと思います。
結婚をしたりして引っ越しをしてしまった場合や、連絡先が分からなくなってしまった場合は、残念ながら疎遠になってしまうこともあります。
また、大人になってから仕事の事情などでセールスをされたり、宗教の勧誘などをされたりした場合も、学生時代の友達とはいえ、関わるのが怖いと感じてしまったので距離を置かせていただきました。
やはり物理的な距離ができたり結婚や出産などのライブイベントの変化によって疎遠になることはあります。
ただ、不思議と数十年経っても、縁がある人とは再会することもあり得ます。
あなたが疎遠になって寂しい思いをしているとき、相手も同じ気持ちの可能性は大いにあるので、勇気を出して連絡してみると再び友達になれるかもしれません。
私自身、地元から離れた大学に進学して結婚して大学のある県下に住んでいるので、物理的に高校があった場所と離れており、帰れる日もかなり少ないのでその中で会いたい人と優先して会っているとどうしても疎遠になる人もいます。
どうしているかなと思っても連絡を定期的にしないと会う約束をしないので、連絡をとらないままフェードアウトしていくことはかなりあります。