あけびはNHK放送テレビ局で紹介された果物ですね。
その生産地は山形県だといわれていますが、日本国内ではどのくらいの生産量(割合)なのでしょうか?
また、あけびに関して多くの人は「種類があるのか?食べにくいのか?種皮や生の食べ方はあるのか?」など疑問に持つ人が多くいます。
では、ページを読み進めて見ていきましょう。
あけび産地は山形県?
あけびの産地は山形県になります。
その年間生産量は日本で89%以上を占めており、その量はなんと「52.8トン」にもわたります。
次に愛媛県が6%で生産量は3.3トン。
最後に秋田県が5%で生産量は2.7トン。
つまりあけびを日本で生産するのはほとんど山形県で、あとは愛媛県と秋田県だけになるということです。
このようにあけびは非常に生産地が限られるだけでなく、生産量も少ないので価格が非常に高い希少フルーツになっています。
スーパーマーケットやデパートでも旬の時期(食べごろ季節)にならないと販売されません。
それだけでなく取り扱うスーパーマーケットやデパートも限られています。
あけびには種類がある?
「あけび」には5種類存在しています。
通常、私たちがスーパーマーケットやデパートで販売されているのを見かける「あけび」は小葉が5枚のものです。
これ以外にあと4種類あり、小葉が3枚の「みつばあけび」。
アケビとミツバアケビとの中間ぐらいの雑種で「ゴヨウあけび」
「むべ」(トキワアケビ)という南のほうが自生地のあけび。
園芸用として使われる白い色の「白アケビ」。
あけびには上記の5種類存在しています。
ですが、私たちがスーパーマーケットやデパートで見かけるのは小葉が5枚で紫色の「あけび」になります。
あけびは食べにくい果物フルーツ?
あけびは食べにくい果物と言われていますが、実は汎用性の高いフルーツです。
「実(果肉)・皮・種」をすべて食べることができます。
海外では生のあけびの「実(果肉)と種」をスプーンですべて食べるのが一般的です。
種が多いので食べにくい人もいますね。
日本では生でアケビを食べる際に種を取る人もいますが、これは大きな間違い!
あけびは中の「実(果肉)と種」を食べるのが一般的です。
種の部分を取って皮を食べると苦みがあるので美味しくないですよ。
でも、あけびは「実(果肉)・皮・種」をすべて食べることができます。
食べにくいと言われる理由は種を取り除くからです。
でも、あけびは種を食べられるだけでなく、栄養価も豊富に含まれているので、ぜひ生で食べる際は種も一緒に食べてみよう!
あけびの種皮や生の食べ方は?美味しい食べ方を紹介!
あけびは生で食べることもできますし、果実酒やスムージーを作る事も出来ます。
生で食べる場合は「実(果肉)と種」の部分だけにしましょう。
外側の分厚い皮の部分は生で食べると苦みがあり、美味しくありませんからね。
次に残った皮の部分ですが、少し漢方薬のような苦味があるので「炒め物、揚げ物、焼き物」などにして食べましょう。
果物ですが、皮の部分を調理して食べる場合は、塩コショウなどをスパイスとして使うのが一般的です。
また、あく抜きをするため、油を使った料理が適していますよ。
他にも、蒸し物や煮物料理にして食べることもできます。
家庭によっては、あけびの皮の中に山菜やごぼうなどを詰めて料理することもありますよ。
あけびの皮を天ぷらにする際は薄く削ぎ切りにし、水でアク抜きをしたあと、水気をしっかりと拭き取り、衣を付けて揚げてみよう!
あけび産地は山形県?種類がある?食べにくい?種皮や生の食べ方は?~まとめ
あけびの産地は山形県が89%占めています。
つまり「あけび」のほとんどが山形産ということになりますね。
ちなみに、他の県だと愛媛県と秋田県になりますが、日本ではあけびの生産量は非常に少ないものです。
なので、スーパーマーケットやデパートで販売されていても、その希少性から非常に高価な値段で売られることがほとんどです。
あけびは「果肉、種、皮」のすべて食べることのできる汎用性の高い果物です。