内藤かぼちゃは立案者である福島秀史さんによって、自然農法で育まれている優しい野菜です。
では、テレビ番組でも取り上げられた内藤かぼちゃというのは、いったいどんな南瓜(かぼちゃ)なのか?
その由来や歴史が知りたいものですよね。
また、旬の時期はいつなのか?
ページを読み進めて「内藤カボチャの由来、食べごろ時期(旬の時期)、福島秀史さんの人物像」について見ていこう!
内藤かぼちゃとは?名前の由来や特徴について紹介
内藤カボチャの由来は少し昔にさかのぼります。
昔、信州の高遠藩主「内藤家の屋敷」という屋敷が、今でいうところの新宿御苑のあたりに存在していました。
その下屋敷で南瓜(かぼちゃ)が生産されており、これに由来して「内藤かぼちゃ」と呼ばれるようになりました。
その後、南瓜の産地が内藤新宿から「角筈、淀橋(よどばし)」へと少しずつ移っていくことで呼び名も変化し、「淀橋かぼちゃ」もしくは「角筈かぼちゃ」とも呼ばれています。
つまり、「角筈かぼちゃ」「淀橋かぼちゃ」「内藤かぼちゃ」はもともと同一の南瓜になります。
かぼちゃの実を裏返しにし、見えてくる花落ちの部分は、菊の花に酷似していることから「菊座かぼちゃ」と呼ばれることもあります。
内藤南瓜(かぼちゃ)は早生種で色は黒っぽいのが特徴です。
初実は淡い黄緑色になります。
熟し始めると少しずつ美しい淡赤黄色に変化していき、晩熟(ばんじゅく)は南瓜の表面に真っ白い粉を雪のように散らします。
南瓜の果肉は厚いですが、それに反して外皮は薄い傾向にあります。
甘みが強いので煮物だけでなく、スイーツ作りにもピッタリなんですよ。
汎用性が高いのが内藤南瓜(かぼちゃ)の魅力です。
江戸東京野菜である内藤かぼちゃの旬の時期はいつ頃なの?
内藤かぼちゃの旬の時期は6月中旬〜10月になります。
実際、6月中旬〜10月になると都内の直売店(ファーマーズマーケット)では、内藤カボチャが販売されますね。
逆に6月中旬〜10月意外だと内藤カボチャは旬じゃなくなるので、手に入りづらくなります。
内藤カボチャが販売されるJA東京むさしの管轄であるファーマーズマーケット(直売所)は、都内にいくつかの箇所で定期的に開催されています。
ぜひ足を運んでみよう!
内藤かぼちゃの生産者の福島秀史さんはどんな人物?
福島秀史さんは江戸東京野菜である内藤かぼちゃの立役者です。
江戸東京野菜の内藤かぼちゃの魅力が惹かれた福島秀史さんは勤めていた会社を退社し、サラリーマンを辞めて、内藤南瓜(かぼちゃ)を立案し、今では自然農法で育てています。
またプレゼンテーション企画を行って内藤かぼちゃに関する情報を発信しているのです。
自然農法で育むからこそ、体に優しいのも魅力!
脱サラしてまで、内藤カボチャにほれ込むなんて、すごい熱量ですよね。
江戸東京野菜に対する「行動力、熱量、愛情」に感服しますね。
それくらい熱中できるものに出会えたということなのでしょう。
最近では、内藤かぼちゃだけでなく、「内藤南瓜(かぼちゃ)ジェラート」も作り、ネット販売もしています。
すると今度は、福島さんのかぼちゃに対する熱量と愛情に感化された和食割烹の料理人が、生産者である福島さんに野菜に対する愛情へ感謝の意を示し、美味しい料理の一品を披露しました。
和食割烹の料理人が内藤さんに向けて作った料理は福島秀史にとって内藤かぼちゃの新たな可能性を広げる料理になっています。
内藤かぼちゃの立役者である福島秀史はテレビ番組でも取り上げられているほど注目されています。
福島秀史の内藤カボチャへの熱量が徐々に世間に浸透してきているということですね。
内藤かぼちゃとは?旬の時期は?生産者の福島秀史さんはどんな人物?~まとめ
内藤かぼちゃについて理解できたでしょう?
ちなみに、この野菜の旬の時期は6月中旬〜10月になります。
実際に6月中旬〜10月になるとJA東京むさしの管轄であるファーマーズマーケット(直売所)にて、内藤かぼちゃが販売されることもありますよ。
東京都内のいくつかの箇所(エリア)で定期的に開催されているので、ぜひ足を運んでみよう!
内藤かぼちゃは自然農法で育てられているので、旬の時期が過ぎると入手が困難になってしまいます。
ぜひ、内藤かぼちゃを食べたい人は旬の時期の購入してみよう!
スーパーマーケットやコンビニエンスストアで買う南瓜(かぼちゃ)よりも甘実が強くておいしいと評判ですよ。
スイーツ作り(プリン)などに相性抜群でぴったりです。