高校の授業中に体調が悪くなったり、家庭の事情などで帰宅する必要が生じたりすると、「早退するにはどのような手続きが必要なの?」と迷うことがあります。
★先生に伝えるだけで帰れるのか、 ★早退届を書く必要があるのか ★保護者から学校へ連絡しなければならないのかなど、気になるところでしょう。
高校の早退手続きは、全国の学校で同じ方法が決められているわけではありません。
この記事では、高校を早退するときの一般的な流れや早退届の内容、体調不良時の対応、出席への影響などを詳しく紹介します。
高校の早退手続きは学校によって違う

早退届が必要な場合
高校を早退するときは、学校によって早退届の提出を求められるでしょう。
早退届には、生徒の名前や早退する日時、理由などを記入する欄が設けられていることが多いです。
一方で、すべての高校が紙の届出用紙を使っているとは限りません。学校によっては保護者がWeb上から連絡する方式も採用されています。
早退届が必要かどうかは学校ごとに違うため、自分の高校で定められている方法を優先してください。
★ 早退届を提出する学校 ★ 生徒手帳などに記入する学校 ★ Webから連絡する学校同じ「高校の早退」でも手続きが異なるため、他校の方法をそのまま当てはめないことが大切です。
先生への申し出が必要
早退したいと思ったときは、自分の判断だけで校外へ出るのではなく、まず学校の先生へ相談しましょう。
授業中であれば、その時間を担当している先生に事情を伝え、必要に応じて担任や学年担当の先生へ相談する流れになることがあります。
つまり、「早退したい」と思ったら、まず学校へ申し出ることが基本と考えておくとよいでしょう。
保護者から連絡する場合
欠席や遅刻だけでなく、早退についても保護者から電話やWebシステムで連絡する学校があります。
そのため、早退するときは誰が連絡するのかを事前に把握しておくと安心です。
★ 保護者が電話で連絡する ★ 保護者がWebから入力する ★ 生徒本人が先生へ申し出るどの方法を採用しているかは学校によって違うため、迷った場合は担任などに尋ねてください。
Webで申請する学校もある
現在では、欠席や遅刻だけでなく、早退についてもオンラインで連絡できる学校があります。
そのため、「早退届は紙でもらうもの」と考える必要はありません。
学校から指定されている連絡手段があれば、その方法を利用しましょう。
高校を早退するときの基本的な手順

先生に早退したいと伝える
早退が必要になったら、まず先生へ相談します。
授業中なら担当の先生に声をかけ、休み時間なら担任へ相談するなど、その場に応じた方法を選びましょう。
たとえば、「体調が悪くなったので早退したいです」「家庭の事情で帰らなければなりません」と伝えれば、先生が次に何をすればよいのか案内してくれます。
勝手に荷物をまとめて帰るのではなく、学校側に事情を伝えることが重要です。
★ まず先生へ相談する ★ 早退する理由を簡潔に伝える ★ 次に必要な手続きを聞く手続きが分からなくても、先生に尋ねれば学校のルールに沿って案内してもらえるでしょう。
早退する理由を伝える
先生から理由を聞かれた場合は、実際の事情を簡潔に伝えましょう。
体調不良、通院、家庭の用事など、理由によって学校側の対応が変わることがあります。
人に知られたくない事情であれば、クラス全員の前で詳しく説明する必要はありません。
先生に個別に相談してもよいでしょう。
また、体調不良の場合は、症状を伝えることで保健室などへの案内につながる可能性があります。
早退理由は、学校が状況を把握するために必要な情報として伝えるものです。
家庭の事情など、早退理由について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

必要な手続きをする
早退届の提出が必要な学校なら、指定された用紙に記入します。
保護者からの連絡が必要であれば、その手続きも行いましょう。
学校によっては、先生の許可を得てから届出を出す場合もあれば、届出を提出したうえで帰宅する場合もあります。
自分の高校で決められている手順に従って、順番に進めてください。
★ 早退届を記入する ★ 保護者から学校へ連絡する ★ 必要な許可を受ける学校の決まりが分からない場合は、担任や近くの先生に聞けば案内してもらえます。
学校の許可を受けて帰る
必要な手続きを終えたら、学校から帰宅についての指示を受けます。
「早退したい」と申し出ただけで、そのまま学校を出てよいとは限りません。
許可や連絡が必要な学校では、必要な処理が終わるまで待つことになります。
学校から帰宅してよいという案内を受けてから校外へ出るようにしましょう。
高校の早退届には何を書く?

生徒の名前を書く
早退届には、生徒本人を特定するための氏名を記入する欄が設けられていることがあります。
学年、クラス、出席番号などを一緒に記入する書式もあります。
用紙を受け取ったら、空欄を自己判断で省略せず、指定されている項目を記入してください。
早退する時間を書く
早退届には、早退する日時や何時間目に帰るのかを書く場合があります。
学校によっては「○時間目」と記載する形式になっていることもあるでしょう。
記入するときは、学校側が授業への出席状況を把握できるよう、指定された欄に正確に書くことが大切です。
早退する理由を書く
早退届には、帰宅する理由を記入する欄が設けられている場合があります。
体調不良、通院、家庭の事情など、実際の理由を簡潔に書きましょう。
詳しい事情を書く必要があるかどうかは用紙によって違うため、記入例があれば参考にしてください。
保護者の情報を書く場合
学校によっては、早退届に保護者氏名や連絡に関する情報を記載することがあります。
一方で、保護者がWebシステムから直接連絡する学校もあります。
そのため、すべての高校で同じ情報を紙に書くとは限りません。
早退届の記載項目は学校によって異なるため、配布された用紙の指示に従いましょう。
授業中に早退したいときの手続き
授業の先生に相談する
授業中に体調が悪くなったり、急に帰宅しなければならなくなったりした場合は、まず担当の先生へ相談します。
何も言わずに教室から出てしまうと、先生が体調不良などの事情を把握できません。
「少し気分が悪いので、保健室へ行ってもいいですか」と伝えれば、その後の対応を案内してもらえるでしょう。
担任や学年の先生に伝える
授業担当の先生に相談した後、担任や学年担当の先生へ話すよう指示されることがあります。
担任が不在なら、別の先生や学年の担当者に相談してください。
「担任がいないから帰っても大丈夫」と自己判断するのは避けたほうがよいでしょう。
保健室に相談する
体調不良が理由なら、保健室へ相談する方法もあります。
頭痛、腹痛、吐き気、発熱など、授業を続けるのが難しい症状がある場合は、無理をせず先生に伝えましょう。
保健室で休んだ結果、授業へ戻れることもあれば、早退について相談することになる場合もあります。
ただし、すべての早退で保健室へ行く必要があるわけではありません。
家庭の事情や通院など、体調とは関係のない理由なら、担任などへ直接相談することになるでしょう。
体調不良による早退について詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

指示を受けてから帰宅する
早退することが決まったら、帰宅方法についても学校の指示を受けましょう。
保護者が迎えに来る場合もあれば、本人が帰宅する場合もあります。
ただし、どちらを選べるかは学校や本人の状況によって違います。
特に体調不良の場合は、安全に帰宅できるかどうかも考えなければなりません。
必要な連絡や届出を終え、学校から案内された方法で帰宅することが大切です。
体調不良で高校を早退するときの流れ

まず保健室に相談する
授業中に体調が悪くなった場合は、無理をして授業を受け続ける必要はありません。
担当の先生へ症状を伝え、必要であれば保健室へ向かいましょう。
保健室で休むことで症状が落ち着く可能性もありますし、帰宅したほうがよいと判断される場合もあります。
保護者へ連絡してもらう
体調不良による早退では、学校から保護者へ連絡することがあります。
保護者と連絡が取れたあと、迎えに来てもらうのか、自分で帰宅するのかなどを相談する場合もあるでしょう。
ただし、保護者への連絡方法や帰宅条件は学校によって違います。
帰宅方法を決める
体調不良時の帰宅方法は、保護者の迎えや本人による帰宅などが考えられます。
ただし、本人が一人で帰宅できる状態なのか、保護者の迎えが必要なのかは、学校側の判断や校内ルールによって変わることがあります。
★ 保護者に迎えに来てもらう ★ 学校の指示に沿って帰宅する ★ 帰宅方法について先生と相談する自分の体調を正確に伝え、安全に帰れる方法を選ぶことが重要です。
自宅に着いたら学校へ伝える場合もある
学校によっては、早退して自宅へ到着したあと、保護者から学校へ連絡するよう求める場合があります。
ただし、すべての高校が同じ対応をしているわけではありません。
「帰宅したら必ず学校へ電話する」と一律に考えるのではなく、早退時に学校から指示された内容を覚えておきましょう。
帰宅後の連絡が必要かどうかも、学校のルールによって変わります。
保護者が早退の連絡をするときのポイント
学校が指定する方法を使う
保護者が学校へ早退の連絡をする場合は、学校指定の方法を利用してください。
電話連絡だけでなく、専用のWebフォームやアプリを利用する学校もあります。
★ 電話で連絡する ★ 学校指定のWebシステムを利用する ★ 学校から指定された方法を使うどの連絡手段を使えばよいか分からない場合は、学校へ問い合わせるのが確実です。
早退する時間を伝える
学校へ連絡するときは、
●「早退する予定の時間」
●「何時間目から帰るのか?」
など、求められた情報を伝えます。
急に予定が変わった場合は、追加の連絡が必要になる可能性もあります。
帰宅方法を伝える
保護者が迎えに行く場合は、そのことを学校へ伝えます。
本人が自分で帰宅する場合にも、学校から帰宅方法について確認されることがあります。
特に体調不良の場合は、安全に帰宅できるかどうかが重要です。
学校からの指示を聞く
保護者から早退を希望しても、学校側から追加の手続きや確認を求められる場合があります。
その場合は、学校から伝えられた内容に沿って対応してください。
早退の連絡では、理由・時間・帰宅方法など、学校から求められた情報を正確に伝えることがポイントです。
高校を無断で早退するとどうなる?

出欠の扱いに影響する
学校へ何も伝えずに帰宅すると、通常の手続きを経た早退とは違う扱いになる可能性があります。
早退した時間帯によっては、特定の授業が欠課として記録される場合もあります。
このため、「早退なら問題ない」と考えるのではなく、学校へ事情を伝えることが大切です。
学校から連絡が来ることがある
授業中に突然いなくなれば、先生が本人の所在を確認することがあります。
保護者へ連絡して状況を確認する学校も考えられるでしょう。
学校側から見ると、
★生徒が授業を抜けたのか ★体調不良で帰宅したのか ★何らかのトラブルが起きたのかなどを把握する必要があります。
保護者に伝わる可能性がある
無断で早退すると、学校から保護者へ連絡が入る可能性があります。
親に知られたくないからという理由で手続きを省略すると、後から事情を説明することになり、かえって話が大きくなる場合もあるでしょう。
早退する必要があるなら、学校へ相談して正式な手続きを取るほうが安心です。
安全面でも問題がある
学校が本人の帰宅を把握していない状態になると、万が一の事故やトラブルが起きた際に対応しにくくなります。
特に体調不良のときは、一人で帰宅してよい状態なのかを先生に相談することが重要です。
早退するときは、手続きだけでなく学校が自分の所在を把握できる状態にしておきましょう。
高校の早退は出席扱いになる?
早退と欠席は別の扱い
一般的に、早退は一日すべてを欠席したことと同じ意味ではありません。
ただし、早退した時間帯の授業については、欠課として記録される場合があります。
つまり、「早退なら一日分の欠席になる」とも、「早退なら必ず出席扱いになる」とも一律には言えません。
学校ごとの出欠規定を確認する必要があります。
欠課時数が関係する
高校では授業ごとの出席状況を管理しているため、早退によって受けられなかった授業が欠課として記録されることがあります。
このため、頻繁に早退する場合は、授業への影響にも注意したほうがよいでしょう。
学校の規定を確認する
早退によって何時間の欠課になるのか、どのように出席簿へ記録されるのかは、学校によって違います。
出席への影響が気になる場合は、担任や教科担当の先生に自分の学校の規定を尋ねるのが確実です。
成績への影響にも注意する
一度早退しただけで、必ず成績が下がるとは限りません。
ただし、早退によって授業を欠く回数が増えれば、出席状況や履修に関係する可能性があります。
「早退だから成績には関係ない」と考えず、欠課時数が多くなっているなら早めに先生へ相談するとよいでしょう。
高校を早退するときに迷った場合の対処法

生徒手帳を確認する
早退の方法が分からない場合は、まず生徒手帳を見てみましょう。
学校によっては、欠席・遅刻・早退に関するルールを生徒手帳に掲載しています。
早退届の場所や連絡方法などが書かれていれば、その内容に従えばよいでしょう。
担任に相談する
生徒手帳や学校の資料を見ても分からない場合は、担任へ聞いてみてください。
「早退したいのですが、どのような手続きをすればいいですか」と伝えれば十分です。
早退届が必要なのか、保護者へ連絡するのか、どこへ提出するのかなど、必要な情報を教えてもらえるでしょう。
職員室で聞いてみる
担任が不在の場合は、職員室にいる先生へ相談する方法があります。
「早退について相談したいのですが、どの先生に伝えればいいですか」と尋ねれば、担当者を案内してもらえるでしょう。
先生が分からないからといって、そのまま帰宅するのは避けてください。
保護者から学校へ連絡する
家庭の事情などで急に早退する必要が生じた場合は、保護者から学校へ連絡してもらう方法もあります。
ただし、学校によっては生徒本人が先生へ申し出る必要があるなど、独自の流れを設けています。
保護者からの連絡が必要かどうかも含め、学校が指定する手順を優先してください。
高校の早退手続きでよくある疑問

早退届はどこでもらえる?
早退届の入手場所は学校によって異なります。
担任から直接受け取る場合、職員室などで受け取る場合、学校のWebサイトからダウンロードする場合などが考えられます。
早退届が必要なのにどこにあるのか分からない場合は、担任や職員室へ尋ねてみましょう。
親に連絡しないと早退できない?
すべての高校で、保護者への連絡が必須というわけではありません。
しかし、保護者から早退の連絡をするよう定めている学校や、体調不良時に保護者へ連絡する学校はあります。
そのため、「親に連絡しなくても必ず早退できる」と考えるのは適切ではありません。
保護者への連絡が必要かどうかは、自分の高校のルールを確認してください。
放課後まで待たずに帰れる?
早退が必要で、学校の手続きを済ませたうえで認められれば、放課後まで待たずに帰宅することは可能です。
ただし、早退届の提出や保護者への連絡、先生の許可などが必要な学校では、それらを済ませるまで帰宅できない場合があります。
また、体調不良などの場合には、学校が帰宅方法を指定することもあるでしょう。
「帰りたいから帰る」のではなく、学校へ相談して手続きを進めることが大切です。
早退する理由や伝え方について知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

電車やバスで帰ってもいい?
公共交通機関を利用して帰宅できるかどうかは、学校や本人の状況によって異なります。
特に体調不良で早退する場合、一人で帰宅してよい状態かどうかを学校側が判断することがあります。
保護者の迎えが必要になる可能性もあるため、電車やバスで帰る予定なら、先生に伝えておきましょう。
早退の許可が出た場合でも、学校から別の指示があればそれに従ってください。
まとめ
高校の早退手続きは、学校によって大きく異なります。
早退届を提出する学校もあれば、保護者が電話やWebシステムで連絡する学校、担任などの許可を得てから帰宅する学校もあります。
そのため、「高校の早退は必ずこの方法」とは言い切れません。
早退したいときは、まず先生へ相談し、必要な届出や保護者への連絡を済ませましょう。
学校から帰宅してよいという案内を受けてから校外へ出ることも大切です。
手続きが分からない場合は、生徒手帳を確認したり、担任や職員室の先生に尋ねたりすれば対応できます。

